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学生が育てたホタルを観賞-創価大学で「ホタルの夕べ」

創部30周年になる「螢桜保存会」の学生たちが育てたホタル。当日はゲンジボタルとヘイケボタルが会場を舞う。

創部30周年になる「螢桜保存会」の学生たちが育てたホタル。当日はゲンジボタルとヘイケボタルが会場を舞う。

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 創価大学(八王子市丹木町1)で6月26日・27日、学生が育てたホタルを観賞する「ホタルの夕べ」が行われる。会場は同大学構内の「喫茶パリ」。

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 同大学では1980(昭和55)年、学生たちがクラブとして「螢桜(けいおう)保存会」を結成。「創部以来30年間、毎年毎年大事にホタルを育てている」と同大学広報部の高橋さん。現在は15人の部員が活動し、さまざまな種類のホタルを育てている。

 「創価大学を日本一のホタルの名所に」が目標。飼育装置を使って卵から育てているほか、同大学構内の水路で自生しているホタルもいる。イベントは今回で28回目。「育てたメンバーだけが楽しむのではなく、多くの方々にご覧いただきたいとの思いから恒例行事として開催している」と高橋さん。

 今回は飼育したものや自生しているものなどの中から、ゲンジボタルとヘイケボタルの2種類が登場。会場ではスライドを使ってのホタルの勉強会を開いたり、同大学の学生たちによる漫才やジャズ演奏などを行ったりしながら暗くなるのを待つ。「ホタルたちが光り始めた段階で野外でのホタル観賞を行う」と高橋さん。最大の目玉はホタルの飛翔(ひしょう)。これまでにホタルを見たことがない子どもが多くなっていることから、子どもたちの手のひらからホタルを放す催しなども行うという。

 開催は18時30分から。

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