八王子市夢美術館で「押井守監督」展-監督自ら監修、未発表作品も

2008年に公開された押井守監督の作品「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」
©2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会

2008年に公開された押井守監督の作品「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」 ©2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会

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 八王子市夢美術館(八王子市八日町)は7月16日から、「機動警察パトレイバー」「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」などのアニメ作品でも知られる映画監督・押井守さんの特別展「押井守と映像の魔術師たち」を開催する。

 同館では昨年、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」などのデザインで知られるメカデザイナー・大河原邦男さんの展覧会を行うなど、これまで夏にアニメに関連する特別展を行ってきた。今年もこれまでの流れを受け、同館がアニメを題材とした展覧会を企画。「巨匠レベルで押さえていないのが押井さんだった」と同館学芸員の淺沼さん。八王子を皮切りに全国を巡る巡回展として行うことになった。

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 押井監督は1951(昭和26)年生まれ。これまでに「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」など数多くのアニメ作品を手がけ、2004年に公開された「イノセンス」はアニメとしては日本で初めて、カンヌ国際映画祭のオフィシャル・コンペティション部門に出品された。監督作はアニメとしては、森博嗣さんの同名小説を映像化し2008年に公開された「スカイ・クロラ」、実写では昨年公開された「ASSAULT GIRLS(アサルト・ガールズ)」が最新作となる。

 通常の展覧会では学芸員らが中心となって展示物の選定などを進めていくが、今回の展覧会では押井監督自らが監修。「これまで行ってきた展覧会とはちょっと質が違う」と淺沼さん。「押井監督の個展自体がかなり珍しいし、ご本人も乗り気になって協力してくださった」。

 造形物を中心に、これまでの作品の設定画や絵コンテなどを展示。その中には未公開作品のフィギュアなども含まれるという。「押井監督が開会前に会場を訪れて、自らジャッジをされることになっている。全体で200点くらいの展示数にはなると思う」と淺沼さん。「作家ご本人が事前に会場に来られること自体、なかなかないこと」とも。

 8月13日には、八王子市芸術文化会館(いちょうホール、本町)で関連イベントを開催。「イノセンス」「スカイ・クロラ」などの作品で押井監督とともに仕事をしてきた西尾鉄也さんを相手に、押井監督による講演会が行われる。「押井監督は良く話される方なので、どのような内容になるかはまだわからない。『スカイ・クロラ』などの話しになるのでは」と淺沼さん。開催時間は18時~19時30分。参加にははがきによる事前の申し込みが必要。定員は260人で、応募者多数の場合は抽選となる。締め切りは今月23日。

 開館時間は10時~19時。8月7日・8日は21時まで。会期中は無休。観覧料は、一般=500円、小学生以上・65歳以上=250円、未就学児は無料。土曜・日曜は小・中学生無料。9月5日まで。

【おわびと訂正】初出時、観覧料の記述に誤りがありました。おわびして訂正いたします。

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