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京王書籍販売、「啓文堂大賞」発表-おすすめ文庫は「陽だまりの彼女」

今年の「啓文堂大賞」各部門の受賞作

今年の「啓文堂大賞」各部門の受賞作

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 「啓文堂書店」を展開する京王書籍販売(多摩市落合1)は11月4日、本年度の「啓文堂大賞」の受賞作を発表した。

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 京王八王子ショッピングセンター(八王子市明神町3)など京王線沿線を中心に展開する同店。現在、41店舗を構える。同賞は2007年から始まった同店オリジナルの賞で、今回で5回目。当初は「おすすめ文庫大賞」と称して文庫本を中心に行っていたが、徐々に規模を拡大。今年は「新書」部門を新設し、「雑学文庫」「ビジネス書」「文芸書」「おすすめ文庫」と合わせた5部門について選考を行った。

 各出版社と同店の担当者が推薦する書籍を「候補作品」として選定。候補作品を並べたフェアを1カ月間展開し、「多くのお客さまに候補作品をお買い求めいただき各大賞の受賞作が決定した」と同社。今年は「雑学文庫」は3月、「ビジネス書」は4月、「新書」は6月、「文芸書」は9月、「おすすめ文庫」は10月にそれぞれフェアを実施し、期間を通しての最も売り上げが多かった作品を大賞に選定。「おすすめ文庫」部門については店頭やメールを使った投票の結果も加味したという。

 「雑学文庫」部門は14作品の候補の中から、植西聰さんの「『いいこと』がいっぱい起こる!ブッダの言葉」(三笠書房)が受賞。15作品まで絞られた「ビジネス書」部門は福島文二郎さんの「9割がバイトでも最高のスタッフに育つ ディズニーの教え方」(中経出版)に決まった。

 新設された「新書」部門は12作品の中から、植西聡さんの「『折れない心』をつくるたった1つの習慣」(青春出版社)を選定。11作品の候補が挙がった「文芸書」部門では高野和明さんの「ジェノサイド」(角川書店)が、14作品がノミネートした「おすすめ文庫」部門では越谷オサムさんの「陽だまりの彼女」(新潮社)が、それぞれ大賞に輝いた。

 各部門の大賞作品については、全店で「受賞記念フェア」を展開し取り扱う予定。

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