プレスリリース

クロスセクターで社会課題解決を目指す拠点「Glass Rock」誕生。 教育事業を拡大する未来予報株式会社がコンテンツパートナーとして参画

リリース発行企業:未来予報株式会社

情報提供:

未来予報株式会社(東京都新宿区、代表取締役 曽我 浩太郎)は、森ビル株式会社(東京都港区、代表取締役社長 辻 慎吾)が虎ノ門ヒルズに新たにオープンする、クロスセクターで社会課題解決を目指す拠点「Glass Rock ~Social Action Community~」(以下、Glass Rock)にコンテンツパートナーとして参画することを発表いたします。
本施設は、企業や行政機関、NPO、個人など、多様なプレイヤーが集い、社会課題の解決に取り組む場となります。
当社は、未来像【HOPE】をつくる専門会社として約10年間にわたり活動し、未来思考を育てる教育コンテンツの開発や、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)Japan Rep.(日本代表団)としての取り組みを通じて、豊富な知見を蓄積してきました。これらの知見を活かし、未来を見据えた社会課題の解決に向け、多様なセクターの共創を促すコンテンツを提供していきます。





「つながる」「まなぶ」「ひろげる」の機能を通じて、社会課題の解決を促進
「Glass Rock」は、クロスセクターの連携と共創により社会課題の解決に取り組む会員制拠点です。コミュニティ運営の専門家などが支える「つながる」場、実践的な学びや対話を生み出すプログラムやイベントなどの「まなぶ」仕掛け、そしてギャラリー スペースやスタジオなど、社会に対して 「ひろげる」発信機能を有します。これらの機能を通じてクロスセクターの連携と共創を促進することで、「社会課題解決」を起点にしたイノベーションの創出に挑戦し、持続可能な社会の実現を目指します。

「Glass Rock」の機能1.「つながる」:社会課題解決への連携・共創を促進する「コミュニティ形成・活性化


「Glass Rock」では、社会をより良くしたいという想いを持つ多様な人が参画し、領域を超えて継続的に集うコミュニティを形成します。また、施設にはコミュニティを活性化させる「コミュニティマネージャー」や、プロジェクトの促進に必要な人や団体を積極的につなぎ支援する「共創コーディネーター」を配置し、密接で深い議論を促します。




「Glass Rock」の機能2.「まなぶ」:実践的な学びを通じて解決策を探る「プログラムとイベント」


議論だけでなく、実際の社会課題の解決策や行動につなげるために、企業と行政機関、NPOなどがケーススタディやナレッジ、ノウハウを持ち寄り、相互に学び合えるプログラムを用意。また、課題の最前線の知見と経験を有し、実務として解決に向けて取り組む30団体を超えるNPO法人や企業、政府外郭団体、アカデミアなどが「共創パートナー」として参画。共創パートナー主催の、最前線の実践事例に触れてインスピレーションを得られるイベントや、事業の種を見つけるワークショップなど、共創を促す「仕掛け」も備えています。



「Glass Rock」の機能3.「ひろげる」:理解と共感を深め、共に行動する「情報発信の場」
社会課題の解決には、開かれたコミュニティが不可欠です。より多くの人に理解され、共感を集めることで新たな関係者や支援者を巻き込み、大きなうねりを生み出すために、「Glass Rock」はギャラリーや防音設備の整ったスタジオなど、会員の活動を発信する機能を備えます。 さらに、定期的にメンバーの活動をまとめるレポートの発信や、メンバー企業の活動のデータベース化などを通じて、メンバーの取り組みの透明性の確保と社会的信用の強化を図ることで、「Glass Rock」は社会課題解決を促進する「ひらかれた結節点」として機能します。

イベントや展示会などを通じて会員が取り組み活動を可視化

音声コンテンツの収録スタジオも完備することで社会課題解決の現場の生の声を配信

近年、少子高齢化、テクノロジーと倫理の問題、気候変動、貧困・格差、ジェンダー問題など、特定の組織や領域のみでは解決が難しい社会課題が増加しています。ますます複雑化する社会課題を解決するためには、企業、行政機関、NPO・NGO、個人など、領域を超えた連携と共創が求められています。 多様な人々が集い、交流する「虎ノ門ヒルズ」に誕生する「Glass Rock」(約890平方メートル 、地上4階・地下1階)は、クロスセクターの連携と共創により社会課題の解決に取り組む会員制拠点です。

施設の概要
「Glass Rock」の4階には法人メンバー専用の「Partners Lounge」、地下1階にはすべてのカテゴリのメンバーが利用できる「Members Lounge」と「Gallery」を配置。フロアを横断した連携や共創を通じ て、社会課題解決を目指します。

■Partners Lounge(4階) (約569平方メートル )


約100社約300名の法人パートナーと30団体を超える共創パートナーが集い、日常的に交わり、共創の可能性を探る場です。バーカウンターを備えたオープンスペースを併設し、日常の偶発的な対話も促進します。 法人パートナーを対象とした「Take Off Program」や「X Roadmaps」をはじめ、社会課題解決に向けた実践的なセミナーやワークショップとしても活用します。「オープンスペースの一角にはライブラリーコーナー「TANA」を整備。人とアイデアとアクションをつなぐ「架け橋」の役を担います。」



■Members Lounge(地下1階)(約258平方メートル )


法人パートナー、個人メンバーの種別を問わずすべての会員 が利用できるこのラウンジは、多様なセクターの人が集まり、 対話を重ね、新たな取り組みや実践の機会を提供する共創の拠点です。コミュニティマネージャーが人と人のコミュニケーションを媒介し、中央にあるキッチンも活用しながら共創を促進します。レイアウトを変更するとシアター形式で最大約70名収容が可能となり、様々なセミナーや勉強会の舞台となるほか、音声コンテンツの収録ができる防音のスタジオを完備。社会課題に向き合う生の声を発信します。



■Gallery(地下1階)(約63平方メートル )


2025年4月9日(水)~6月30日(月)の期間、「サステナビリティの本音~『自分だけじゃムリ』から『自分にもできる!』へ~」をテーマに、企業の統合報告書(※)から見る社会課題や実際に取り組む担当者の声を展示。社会をもっとよくするアイデアを集めたウェブマガジン「IDEAS FOR GOOD」の協力のもと、社会をより良くするアクション事例も紹介します。来場者は展示を通じて、自身が気に入った「明日からできる小さな一歩」に投票。来場者の意見は集約され、社会に向けて発信されます。本展覧会は、サステナビリティに関する率直な対話を生み出し、持続可能な未来に向けた道筋を探るきっかけとなることを目指します。



(※)統合報告書:企業の戦略やガバナンス、パフォーマンス、将来の見通しなどを開示するレポート。サステナビリティへの取組もここに記載される。

「Glass Rock」 プログラム概要


「Glass Rock」では、クロスセクターでの共創に必要な能力「未来思考(※1)の力」「対話の力」「共働の力」を育むプログラムを展開。さらに、実際の社会課題の解決策や行動につなげるため、メンバーの企業と省庁・自治体、NPOなどがケーススタディやナレッジ、ノウハウを持ち寄り、相互に学び合えるワークショップも主催します。



※1:未来思考:物事を考える視点を未来に置き、そこから現在を振り返ることによって、今起こしたいアクションを決める思考方法のこと

2025年7月より、ディレクターの中嶋愛氏がカリキュラムを監修し、クロスセクターで共創するための仕組み・手法・課題・事例を実践者との対話を通じて学びあう「Take Off Program(TOP)」や、当社が担当する未来のあるべき姿を構想した上で現在からのアクションプランを議論する「X Roadmaps」などを実施予定。志を同じくする仲間と出会い、関係を築きながら、中長期的な視点で社会課題解決に取り組む機会を参加者に提供します。
他にも、当社と運営パートナーである株式会社ヒトカラメディアのコラボレーションプログラム「未来妄想会議」をはじめとした1dayワークショップやセミナーなど、様々なアプローチで視野を広げ、個人のアクションにつなげます。

当社は2022年より、 本施設のコンセプト設計・プログラム企画に伴走してきました。開業後も引き続き、コンテンツパートナーとして本施設の運営に参画します。イノベーションリサーチとコンセプトデザインを強みにした未来像の構想事業や、未来思考を育てる教育事業の知見、そして当社が日本代表団(Japan Representative)を務めるSXSW(サウス・バイ・サウスエスト)での約10年間の知見を活かして、100年後の未来を見据えた社会課題の解決に向けた共創を促進するコンテンツを提供していきます。

代表コメント(未来予報株式会社 / VISIONGRAPH Inc. 代表取締役 曽我浩太郎)
3年以上にわたって森ビルの皆様と本施設の構想を続けている中で、私が頭の中でずっとイメージしていたのは「1年中、SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)のような体験ができる施設」でした。異なる業界やセクターの方々が一同に集まり、自分の専門分野というコンフォートゾーンを超え、Forward Thinking(前向きな考え方)でこれからの未来に向けた対話と実践を繰り返すという体験です。そこに必要なのは、今まで見えていなかった新たな自分の役割に気づき、自分なりのアクションを設定し、そのアクションを拡張できるネットワーキングなどの機会があるという仕組みです。まさに「Glass Rock」はこの仕組みを備えている、世界でも数少ない施設と言えるでしょう。
目の前に山積する課題はもちろんのこと、100年後の未来を見据えた新たな問題提起や、理想の未来像についても視野を広げる未来思考を育むプログラムやコンテンツを提供していきます。
様々なセクターの方々と「のぞましい未来」に向けて共創できることを楽しみにしています。
施設情報
- 名称 Glass Rock(グラスロック)
- 住所
- - 東京都港区虎ノ門1丁目22-1
虎ノ門ヒルズ「グラスロック」地上4階・地下1階
- WEBサイト
- - www.glass-rock.com
- 運営体制
- - 企画・運営:森ビル株式会社
- - 運営パートナー:株式会社ヒトカラメディア
- - コンテンツパートナー:VISIONGRAPH Inc.
- - プログラムディレクター:中嶋愛(スタンフォード・ソーシャルイノベーション・レビュー日本版 創刊編集長)
- - 共創コーディネーター:小菅隆太(株式会社ママそらCCO)、橋本直樹(株式会社KUMANOMICS 代表取締役社長)
- - アドバイザー:宮田裕章(慶應義塾大学 医学部教授 データサイエンティスト)
- - 共創パートナー:30社以上の団体


未来予報株式会社 / VISIONGRAPH Inc. (SXSW JAPAN OFFICE)について
https://miraiyoho.com/
2016年創業の未来像{HOPE}をつくる専門会社。東京と北米を拠点に、イノベーションリサーチとコンセプトデザインを強みにした企業の未来像のコンサルティングを行う。 様々な示唆に富む{あるかもしれない}未来予報(R)?を提供し、多くのインスピレーションを与え、より良いコンセプトや戦略をデザインしている。現在は、未来思考人材を育成する教育事業の拡大にも注力。
国内だけにとどまらず、米国や台湾といった国際カンファレンスにも登壇。2017年にインプレス社より『10年後の働き方 「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』を出版。未来人材を育成するサブスクリプションサービス「未来予報アカデミー」や、未来洞察ツール「Futures Literacy Series」、オウンドメディア「Futures Literacy Journal」などのコンテンツサービスなども提供している。
2019年より米国最大級のビジネスカンファレンスSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)から日本唯一のJapan Rep.(日本代表団)契約を締結。SXSWの日本事務局として、日本におけるセールス・ブランド管理・プロモーション・ビジネス開発を担当している。
その活動がダイアモンドオンラインや日経、月刊事業構想などのビジネスメディアから、BRUTUSやAXIS・WIREDなどのカルチャーメディアに取り上げられている。

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