プレスリリース

リノベーションのプロが語る!リフォームで気をつけるべきポイントとは?

リリース発行企業:株式会社MEMOCO

情報提供:

<本調査に関して>
株式会社MEMOCO(本社:東京都渋谷区、代表:熊田 貴行)は、同社が品質管理および記事制作を請け負うゼロリノベと合同でゼロリノベ社員の設計者男女12名を対象に、「リフォームの注意点」についてのアンケート調査を実施しました。
調査概要
調査概要:「リフォームの注意点」についてのアンケート調査
調査期間:2025年4月30日(水)~5月12日(月)
調査方法:インターネット調査
調査人数:12人
調査対象:男性4人、女性8人
回答者に関して
今回の回答者は、ゼロリノベ社員の設計者が対象。以下が回答者の概要です。
- 年代:30~40代
- 入社してからの期間:1~6年目(4年目が最多)
- これまでの担当案件数:約4件~約60件

リフォームで気をつけるべきポイントとは?
リノベーションのプロである回答者に、リフォームで気をつけるべきポイントについて聞いてみました。

ポイント1.予算の範囲内でどんな家に住みたいのかをイメージしておきましょう

限られた予算のなかで理想のリノベーションを実現するために、事前に明確な予算計画と理想の完成像をイメージしておくことは大切なポイントです。

原点に立ち返ることで予算計画を守る
リノベーションは決める事が沢山あり、かつ現場の状況によって柔軟に対応する事も求められます。多くの選択肢がある中で、つい要望が予算以上に膨らんでしまったり、考え過ぎて何が良いか分からなくなってしまったり…。そんな時は一度原点に立ち返って、自身が本当に実現したい事は何だったのか、どんなお家に住みたいと思ってリノベーションを始めたのか、思い出す機会を作ると良いと思います。そうする事で現実的な落とし所を模索でき、限られた予算や制限の中から最適解を見つけることができると思います。(女性 30代)

リノベーションを行うなかで発生するたくさんの選択肢。考えが広がりすぎたときには、原点に立ち返って最適解を見つけることが大切ですね。

リノベは、お金と物件の制約の中で考えるパズルです
お金が有限なのは当然ながら、物件自体もリノベで変えられるところと変えられないところがあります。これらの要素をパズルのように組み合わせることこそが「リノベ」とも言えます。そのため物件の特性を無視してやりたい事を優先させるとなると、どうしても窮屈な家になってしまうこともあるのです。臨機応変さを楽しめると良いのかもしれません。(男性 30代)

リノベーションは物件の構造部分に制約を受けるため、必ずしも理想像がそのまま実現できる訳ではありません。物件特性を活かした創意工夫こそがリノベーションの醍醐味とも言えます。希望を固めすぎず、唯一無二の住まいづくりを楽しむマインドも大切です。

ポイント2.物や部屋の場所は具体的にイメージして決めておくこと

物や部屋の場所など、具体的に暮らしていくにあたっての細かな点のイメージも大切です。

物の住所を決めておく
家電や家具など大きいものは置き場所を事前に決めていることが多いですが、細かいものをどこに収納するかを決めておくと失敗がない気がします。(女性 30代)

実際の生活で使用する細かいものは、何かと乱雑になりがちです。あらかじめ細かいものの収納場所を決めておくと、維持管理しやすく、暮らしやすさが向上しそうですね。

現状の生活での改善したいポイントを考える
・生活スタイル(今後の変化も含め)を考え、優先順位を大事にする
・新しいおうちでの生活のルーティーンや動線などを具体的にイメージする
・流行りに流されすぎない
(女性 30代)

今のライフスタイルや今後の変化も想定し、実際の生活をイメージすることがリノベーション成功の鍵になりそうです。

できるだけ実際に生活をするイメージをして、それを設計担当に共有する
リノベーションは、図面やイメージパース、仕上材のサンプルなどを用い、設計担当と打合せをして計画していきます。とても大きなものを作るので、完成してから「部屋の位置を変えたい」ということができないのがリノベーションです。

図面をもらったら、その中を歩いているイメージをしてみましょう。イメージが難しい場合は、身の回りの物を計って図面のサイズと見比べてみましょう。
イメージパースをもらったら、その部屋の中にいる自分をイメージしてみましょう。
仕上材のサンプルをもらったら、肌触りを確認してみましょう。

そうやってイメージをしたときに、「ここはいいな」とか「ここは違うな」ということがあれば積極的に設計担当に伝えましょう。
このようなことが、あなたの希望しているリノベーションが実際に反映されることに繋がります。(男性 30代)

とくに間取りや生活動線は、あとから変えられないもの。設計図だけでなく、実際に身体を動かしたり素材を触ったりすることで、イメージ通りのリノベーションができそうです。

ポイント3.初心を忘れずに流されないことが大事

リノベーションを計画していると、あれもこれもとやりたいことが出てくることが多いと思います。そんなときに指標となるのは、「最初にやりたかったこだわりポイント」のようです。

こだわりポイントを作っておくこと
現在、ゼロリノベでも部分的なリノベーションが増えているのですが、ここだけは譲れない、こだわりたい場所を決めて設計に組み込むと満足度、幸福度が上がると思います!

明確でないまま進んでしまうと、「思ったのと違う」など、後悔ばかり出てきてしまうかと思います。(女性 30代)

部分的なリノベーションでは特に、リノベーションしない部分との差が気になってしまうものです。しかし、あとからの追加は予算や工期の兼ね合いなどから難しい場合も。「ここだけは」というこだわりの場所・こだわりポイントを決めておくと、後悔のないリノベーションができそうですね。

自分のリノベイメージや要望にあった物件を選ぶ!
設計工夫でなんとかするのが私たちの仕事ではありますが、物件の制約でどうしても難しく、やりたかったことができないケースもあります。(設計をしていてとてももどかしいところです。)

どうしても譲れないリノベポイントと、それに必要な条件は設計担当者と一緒には確認しておきましょう。少々専門的ですが、以下のような例です。

??現状からガラッと間取りを変えたい→管理規約に間取りの指定が無いか(水回りが移動できないマンションもある)、壁式構造では無いか、(できれば)排水形式や位置に自由度はあるか
??天井をできるだけ高くしたい→床直張りではないか(下地の床がモルタルで底上げされているため間取り変更するとかなり床が上がる可能性がある、もしくは水回りを動かせないなど)
??給排水配管を一新したい→配管が躯体やモルタルで埋まっていないか
??将来家族が増えたら個室を増設したい→エアコンのスリーブは足りるか、広さはたりているか

(女性 30代)

物件購入をしてリノベーションする人は、なるべく理想を実現できる物件を選ぶことが大切。すでに物件が決まっている・もともと住んでいる住まいをリノベーションする人は、物件の制約を念頭に置いた設計が必要です。間取りや配管など、リノベーション時に変えられないことを確認しておくことも重要ですね。
まとめ
今回は、ゼロリノベ社員の設計者を対象にリフォームで気をつけるべきポイントを聞いてみました。ポイントは大きく3つ。「予算の範囲内でどんな家に住みたいのかをイメージする」「物や部屋の場所は具体的にイメージして決めておく」「初心を忘れずに流されないことが大事」です。
動線や収納などの具体的なイメージは、理想のリノベーションを叶えるために最も大切なこと。また、ご自身のこだわりポイントを明確に持っておくと、迷ったときの指標にもなりそうですね。
本調査が、これからリノベーションをする人の参考になれば幸いです。

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