
プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」と、東京都立八王子桑志高校(八王子市千人町4)の生徒有志によるコラボイベント「トレクワラリー in 狭間」が現在、エスフォルタアリーナ八王子(狭間町)周辺で行われている。
ビートレインズの今シーズン第25節・アースフレンズ東京Z戦が3月15日・16日、同所で行われるのを受けて始まった同イベント。2月22日から行われている。
期間中、試合会場周辺にある参加店を巡りながらスタンプ台紙にスタンプを集める。スタンプが置かれているのは、金鮨、黙古寿、はざま鍼灸整骨院、「パン工房 グートワーズ」(それぞれ狭間町)、3月7日に改装を終え営業を再開する「スーパーアルプス はざま店」(椚田町)、エスフォルタアリーナ八王子の6カ所。
1カ所以上のスタンプを集めた台紙を試合当日に持ってきた人には景品を用意する。6カ所全てのスタンプを集めた人には、数量限定で同チームのグッズを進呈する「パーフェクト賞」、選手のサイン入りプレートを各日1人に贈る「トレインズ賞」などダブルチャンスを用意する。ダブルチャンスの当選者は試合中のハーフタイムで発表する。
ビートレインズのホーム戦の来場者を増やすことで、地域の活性化を図ろうと八王子桑志高校の生徒たちが活動している「八王子ビートレインズ集客プロジェクト」の一環で行う。3年目になる同プロジェクトには、今年は10人の生徒が参加している。イベントのほか、SNSを通じてビートレインズの選手を紹介するなど、さまざまな形で集客に取り組んでいる。
チームを運営する「THTマネジメント」(子安町)の広報担当者は「高校生が学年やクラスを越えて協力し、企業や地域社会と連携することで、多様な経験を積み、実践的な学びを得る機会となる。自己成長やチームワークの向上、地域社会への理解を深めることを期待している」と話す。
スタンプ台紙は同チームのウェブサイトでダウンロード配布している。3月16日まで。