
「春のはちおうじ乗り物フェス2025」が3月29日、東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3)などで行われる。
JR東日本八王子支社、京王電鉄、西武鉄道が行う今回のイベント。3社は昨春同所で、「春のはちおうじ鉄道フェス」を開催するなどこれまで、共同でさまざまな企画を行ってきた。今回は鉄道に加え、バス事業者なども参加しイベントを行う。
当日は東京たま未来メッセ1階展示室C・Dの2面を使って企画を展開する。「八王子駅南口会場」として八王子駅南口から徒歩3分の場所にある、JR貨物の敷地内でも無料イベントを行う。
東京たま未来メッセでは、それぞれの鉄道会社で働く運転士や車掌が仕事への思いなどについて語るトークショーのほか、パンタグラフの打音検査体験や貨物輸送の仕組みを学ぶなど鉄道やバスの仕事を紹介する企画を行う。帝京大学鉄道研究部に所属する学生が製作を手がけた鉄道模型を展示するほか、子ども用の制服を着て、電車やバスの顔出しパネルと一緒に記念撮影できるフォトスポットも用意する。
鉄道・バスのグッズ販売も行う。JR東日本は「鉄道くじ」(1回1,000円)を販売する。京王電鉄は自社のキャラクター「けい太くん」のぬいぐるみ(1,500円)、西武鉄道はラバーキーホルダー(770円)、JR貨物は「貨物時刻表」(2,500円)、西東京バスはバス型ペンケース(1,650円)、京王電鉄バスは子ども向けのキャラクターTシャツ(2,000円)、JRバス関東はペンケース(1,500円)などを販売する。
八王子駅南口会場では、西東京バス、群馬バス、JRバス関東の車両を展示する。会場では子ども用の制服も用意し、バス車両と記念撮影できる。
今回のイベントについて、同イベントの広報担当者は「お子さまと地域の公共交通機関を支える企業の社員が直接触れ合い、親しみを持っていただきたいという鉄道・バス事業者の思いが合致し今回の企画が実現した。春休みの思い出づくりにぜひ来てほしい」と話す。
開催時間は10時30分~15時。東京たま未来メッセへの入場は3歳以上200円。入場料の支払いは交通系ICカードのみ対応する。