
体験型ワークショップ「たまもり科学探検隊」が8月2日・3日、イオンモール多摩平の森(日野市多摩平2)などで行われる。
「思考と体験の一致(見て、触れて、考える)」をテーマにする同イベント。イオンモール多摩平の森、明星大学(程久保2)、同大が代表団体となりプログラミング教育などに取り組んでいるプロジェクト「COPERU Project」が主催する。
同施設と京王線・平山城址公園駅近くにある京王電鉄の社員向け施設で、通常非公開の「京王資料館」を会場に、期間中、事前申込制のさまざまな有料イベントを開催する。
大学の研究室主催で行う「科学探検ゼミ」では、明星大学と日野市による初心者向けプログラミング体験イベントや、同大建築学部栃内研究室が、小学3年生以上を対象に笹や竹で囲いを作って居場所を作る体験などを行う。
「バスで行く!鉄道の科学ツアー」は、鉄道を専門とする同大理工学部の宮本岳史教授と京王観光(多摩市関戸)が主催。鉄道について学んだ後、バスに乗って京王資料館を見学する有料ツアーで小学1年生以上が対象。両日合わせて6回行い、定員は各回20人。
科学をテーマとした自由参加型無料イベントも行う。同施設1階センターコートには、世界各地の理数系の玩具などをまとめて展示する。2階中央ブリッジなどでは、同大所蔵の貴重書を展示する。大人向けのトークイベントや施設内を巡るスタンプラリーも開催する。
明星大学とイオンモール多摩平の森は地域交流を目的に昨年3月、「包括連携に関する協定」を締結。今回はその協定に基づいてイベントを企画した。同大広報担当者は「大学研究者が取り組む研究活動・探究活動の面白さを体験型ワークショップを通じて提供する」と話す。
参加には各企画に事前申し込みの上、チケットの購入が必要。料金は「バスで行く!鉄道の科学ツアー」=3,000円。そのほかの企画は参加1回チケット=500円、2日定期チケット=1,000円。「バスで行く!鉄道の科学ツアー」を除く各企画は、事前予約とは別に各日10時から同施設1階センターコートで「当日券」も配布する。開催時間は10時~18時。