
「たま未来・産業フェア」が2026年1月30日・31日、「東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター)」(八王子市明神町3)で開催される。
中小企業向け展示会として「多摩地域で最大級」をうたう同イベント。2024年に初めて行われ、今回で3回目となる。東京都、東京都商工会議所連合会、東京都商工会連合会などによる組織「多摩イノベーションエコシステム実行委員会」が主催。
同会は東京・多摩地域でイノベーションを持続的に生み出すエコシステムを作るための活動を行っており、本イベントでは中小企業の販路拡大や企業間連携、情報収集などの場を提供し、新たなイノベーションを生み出してもらうことを目的に据える。前回は1月に2日間にわたり、一般向けワークショップなどさまざまな催しを行った。140社以上が出展し、市内外から延べ約7800人が来場した。
イベントの開催に向け、現在、出展者を募集している。対象は東京・神奈川・埼玉・山梨の各都県に拠点を置く中小企業。「ものづくり」「GX・DX」「くらし」の3分野で、製品やサービスの開発・改良のために連携先を探しているなどイノベーションへの意欲があることを条件をしている。出展無料。応募締め切りは9月4日17時。
都の広報担当者は「多摩地域は技術力の高い中小企業や多くの大学・研究機関が集積する地域。本展示会は、それらの多様な企業と地域の皆さまとの交流を通じた新たな連携とイノベーションの創出を目的に、事業者向けに製品展示、商談会、出展者交流会などを行うほか、一般来場者向けに、製品・サービスの体験ブースやものづくりワークショップなどを行う」と話す。