サンリオピューロランド（多摩市落合）に4月20日から、期間限定のアトラクション「KITTY LAB（キティ・ラボ）」が登場する。

　同園は1990年12月に開園したテーマパーク。今回は開園20周年記念として同アトラクションを展開。「これまでにない新しいゲストサービスへの挑戦として、『ゲーム結果によってハローキティをカスタマイズできる』という新感覚で楽しめるアトラクションの導入に踏み切った」と同園を運営するサンリオエンターテイメント広報宣伝課の平野さん。

　同アトラクションはもともとハローキティの35周年を記念して昨年、香港に設置された回遊型アトラクション。好評だったことから、日本へ逆輸入されることになった。

　舞台はハローキティが創立した研究所「KITTY LAB CITY（キティ・ラボ・シティー）」。より多くの人に愛されるにはどうしたらいいかを一人で考えていたハローキティは頭がパンク状態になり、こんがらがった雲形へアになってしまった。「悩んだ末、キティは独自の研究所を創立。新しいキティを生み出す研究員を募集することにした…」。

　アトラクション内には店や建物を数多く展開。電波を用いたICタグ「RFID」を採用したグッズ「KTA」を片手にゲームに挑戦し、リボンや洋服などグッズを手に入れていく。ゲーム結果をKTAに記録させていき、10のブースを巡り終わると参加者オリジナルのキティが完成する仕組み。

　アトラクションの開始に合わせ、Tシャツやボールペンなどのさまざまなオリジナルグッズも展開。タレントとのタイアップ企画やセガ（大田区）が展開する携帯サイト「ヒトカラ」との連動キャンペーンなども行い、ファミリー層のみならず、大人や男性にも訴求していくという。

　アトラクションは10月24日まで。