2019年シーズンはB3リーグで戦う「東京八王子ビートレインズ」。同チーム広報の協力の下、ホームゲームの開催に合わせ、試合の見どころや選手について紹介していく。今回はその第13弾。
エスフォルタアリーナ八王子(八王子市狭間町)で10月15日・16日、今シーズン初めてとなる八王子での試合「岩手ビッグブルズ」戦を行ったビートレインズ。残念ながら15日=62-69、16日=68-73とそれぞれ僅差で敗戦。その後、19日・20日には静岡市中央体育館(静岡県静岡市)でアウェー戦となる「ベルテックス静岡」戦に臨み、19日=78-51、20日=71-62と連勝。ここまで4勝4敗で進めている。
今月25日・26日には、エスフォルタアリーナ八王子でシーズン第6節「東京サンレーヴス」戦が行われる。そこで今節の見どころを、チームを率いるTHTマネジメント(八王子市子安町3)広報の望月さんとともに伝える。
第6節の見どころ 八王子ビートレインズ広報・望月舞子
−岩手戦、静岡戦を振り返りいかがですか。
望月 「B3リーグから1シーズン離れましたが、B3リーグ全体のレベルが、2シーズンと比べて確実に上がっています。今ではどこのクラブにも外国籍選手が所属しています。また、B1やB2でのプレー経験がある選手も多数所属しています。ここまでの8試合は、それぞれのクラブの特徴などをつかみながら備えているような状況です」
−第2節を振り返っていかがですか。
望月 「初戦はディフェンスが機能していました。そのため鹿児島を53点に抑えることができました。翌日は鹿児島の積極的なプレーに接戦となりましたが、トレインズのシュート確率が高く99-83という結果で勝利をつかむことができました」
−3年間、チームを支えたアレクサンダー・ジョーンズ選手の退団や今シーズンから加入したジャマール・ソープ選手のけがの発表などチームに動きがありました。現在のチームの状態は?
望月 「インサイドで戦える選手が少ないことは、トレインズにとってとても不利な状況ですが、日本人選手の活躍がチームに勢いを与えていると感じます。また、若手の選手がコートを走り回り、アグレッシブにプレーしている姿が印象的です。選手の離脱は残念ですが、前を向いてプレーできています」
−25日・26日は東京サンレーヴスとの試合になります。
望月 「今シーズン初の東京ダービーなので試合だけでなく、ファンの声援にも注目したいですね。東京サンレーヴスは得点能力の高い選手が多く所属しているので、最後まで気を引き締めてリードを保って勝利したいです」
−今回はハロウィーンに絡んだ企画なども用意されています。
望月 「毎年、八王子ビートレインズのハロウィーンは仮装で大盛り上がりです。今節もハロウィーンフォトブースを設置しますので、仮装を楽しんで思い出の写真をたくさんSNSにアップしてください。ハーフタイムには『ハロウィンだよ!全員集合!』と題し、仮装している人全員で記念撮影をします。スタッフも気合入っていますよ」
−ブースターの皆さんに向け、メッセージをお願いいたします。
望月 「前節のホームゲームでは、平日にも関わらずたくさんの方にお越しいただきました。次こそはホームアリーナで勝利をお届けできるよう、しっかり準備をしておりますので、どうか会場で熱い熱い声援をお願いします」
−ありがとうございました。
※「Pick up Player」は今回、お休みいたします。
写真提供:© TOKYO HACHIOJI BEETRAINS
【東京八王子ビートレインズ】
2012年春にバスケットボールを通じて八王子のまちおこしを目指そうと「東京八王子トレインズ」として結成。2015年には当時の国内リーグ「日本バスケットボール育成リーグ(NBDL)」に加盟。2016年秋からスタートした男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」では、「ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボール(JPBL)」が手掛けるB3リーグに参入した。2017年シーズンは同リーグを優勝で終え、B2・B3リーグ入れ替え戦にも勝利。2018年シーズンからは「東京八王子ビートレインズ」と名を変え、B2リーグに参戦していたが、昇格からわずか1年でB3に降格。2019年シーズンは再びB3リーグで戦う。