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「『おばちゃんアイドル復活』かなと思っています」 八王子中央ホンダ販売・馬場眞由美さん

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 10月6日で創業50周年を迎えた自動車販売店「HondaCars八王子東 大和田店」(八王子市大和田町3)を手掛ける八王子中央ホンダ販売(大和田町3)の馬場眞由美部長は、八王子を拠点に音楽活動を行っているバンド「フラチナリズム」の応援キャラクター「フラッチー」を手掛けたり、「八王子FM」でパーソナリティーを務めるなど、さまざまな活動を行っている。その活動の源泉を馬場さんに聞いた。

■「私がアイドルになれば車が売れる」

-10代のころはアイドルとして活動していたんですよね。

馬場 「たのきんトリオのよっちゃん(野村義男さん)がオートバイ店の息子で、有名になったらバイクがいっぱい売れたという話を聞いたり、木梨憲武さんの自転車屋が売れたりするようになったのを聞いたんです」

-それでアイドルを目指そうと?

馬場 「高校生の時に『私がアイドルになれば車が売れる』と思って、オーディションを50回くらい受けました。それで1年間、集英社の『ヤングジャンプ』に出させていただきました」

-その後は?

馬場 「活動はそこで終わってしまったのですが、今はラジオをやっているので、『おばちゃんアイドル復活』かなと思っています(笑)」

-そして、35年前に自動車販売の世界に入ったわけですね。

馬場 「今とは全然違いますね。私が入った頃は建物の中に車を入れることなんてとんでもないことで、車というのは外に置いておくものでした。それに車を買うことは家を買うのと同じ感覚だったんですよ。納車に行った先輩を迎えに行くとおすしが取ってあって、本当にお祝いだったんですよね。だから、おすしは結構食べてました(笑)」

■「八王子を盛り上げていきたい」

-フラチナリズムを応援することになったきっかけは?

馬場 「知り合いの社長からの紹介ですね。それで調べたら、八王子の88カ所の店を紹介するという企画を彼らがやっていて、すぐに応募しました。ギターの田村さんが1枚しかない名刺を指で伸ばしながら、『俺たち崖っぷちなんです』『これが最後の名刺なんです』と差し出してきた時に放っておけなくなりました」

-「フラッチー」が誕生した経緯は?

馬場 「CDを聴いて、『これは売れる。応援しなきゃいけない』と思ったんですが、歌を聴きに行くと子連れの方が多く、子どもが飽きてしまうと帰らないといけなくなってしまうですよね。そこで、当時、『ふなっしー』がはやっていたこともあって、子どもを味方につけて、お母さんたちがライブを聴けるようにと考えました」

-フラチナリズムとの出会いがターニングポイントだったわけですね?

馬場 「今はどんな話題でも最後はフラチナリズムが売れるようにと考えています(笑)」

-ラジオの番組を始めることになったのは?

馬場 「八王子にFMができるというので、『八王子を盛り上げてもらわなきゃ』と思って、サポーター会員になったんですよ。そうしたら、先方もちょうど車を買おうと思っているタイミングで(笑)。そこで関係ができました。最初はゲストで呼んでいただいたんですが、その時に『ラジオはいい』『私もやりたい』と思ったんです」

-スポンサーとしてだけではなく、パーソナリティーという形でも参加しようと。

馬場 「好きなパーソナリティーのラジオ番組に手紙を出して、読んでもらったというだけでも一生の記念になるじゃないですか。『徳永英明が私の名前を呼んでくれた!』みたいな(笑)。それをみんなが経験できたらいいなと。ラジオに出ることでいい思い出ができるので、八王子の皆さんがラジオに出る記念の場を作りたいと思いました」

-実際に番組には地元のさまざまな方をゲストに呼んでいますね。

馬場 「100回やって、1回に3人ずつ出ていただいているので、もう300人以上ですね。例えば、ツイッターで格好良く楽器を弾いている人を見かけたら、すぐに連絡を取ってラジオに出てもらっています。今はいろいろな店を借りて公開収録もやっています。皆さん面白いです」

-本業の傍ら本当にさまざまなことをやられています。

馬場 「今では声だけで『眞由美さんですか?』と気付いてくれる人が出てくるようになったのでうれしいですね。それにネットで『八王子 姉御』で検索をかけると私が出てくるんですよね。ありがたいことです」

-いろいろな形で、いろいろな人を応援しています。

馬場 「地元密着でやっているので八王子を盛り上げていきたいんですよね。そこから友達の輪が広がってきています」

■「ずっと八王子に住んでほしい」

-これからやりたいことはありますか?

馬場 「お店を新しくしたいですね。そのためには車をいっぱい売らないと(笑)」

-店は年中無休で営業しています。

馬場 「いろんな時間に仕事をしている人がいらっしゃるので、年中無休で待っています。1回だけ年中無休をやめようと思ったこともありますが、そういう時にスキー場で困ったお客さまから電話を頂いて、アドバイスをしたんですよね。そうしたら、お客さまから3ページにわたるお礼の手紙を頂いて…これは続けなきゃいけないと思いました」

-今、相乗りする「ライドシェア」など車を取り巻く世界も変わってきています。

馬場 「若い人が車を買って彼女を乗せようと思っていないですからね。時代も変わって、車も変わって、道を知らなくても教えてくれる時代になったし、安全装置で命も守れるようにもなりました。日々勝負です」

-地元である八王子についてはどう思いますか?

馬場 「八王子の人はすぐに応援してくれるんですよね。いい人ばかりでみんな男気があります。そして、イベントが多い街なので楽しいです。八王子はいいところです」

-皆さんに伝えたいことは?

馬場 「ずっと八王子に住んでほしいですね。若い頃は思わなかったのですが、年を取ると親に何かあった時、すぐに飛んで行ってあげられるところにいられることはいいなと思います。そして、八王子は楽しいので皆さんに来てほしいですね」

-ありがとうございました。

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