![浅川河川敷を会場に行われる「みんなちがってみんないい」](https://images.keizai.biz/hachioji_keizai/headline/1337768379_photo.jpg)
八王子市庁舎前の浅川河川敷で6月3日、国際交流や多文化共生をテーマとしたイベント「みんなちがってみんないい」が開催される。
2007年まで15回にわたって開催されていたイベント「国際交流みんなちがってみんないい」を発展させ、2008年から初夏に同所で行われている。今回で5回目、通算20回目。昨年は5月末に開催を予定していたが、当日台風が関東地方を直撃。9月11日にあらためて行われた。
使い捨て容器を使わない、ソーラー発電、車は使わず徒歩や電車・バスなどで来場するなどエコにこだわり、不便さを楽しむことをテーマに据える。今回も、「来場者用の駐車場をなくしたり、使い捨て容器をやめてリユース容器を使ったりと、エコにこだわっている」と同実行委員会代表で喫茶店「馬天使」(明神町3)店主の保高さん。
当日は、浅川河川敷の東西2つの空間をステージに見立て、さまざまな催しを展開。90年代から活動するレゲエミュージシャンのランキン・タクシーさんによるライブのほか、岩手県の岩泉町小本に伝わる郷土芸能「中野七頭舞」を舞う「一の会」による踊りの披露なども予定。このほか、市内に牧場を持つ磯沼ミルクファーム(小比企町)による体験型イベントなども行われる。
今年は太陽電池発電システムの開発・設計、電気自動車のパーツ販売・製作のための教室などを手掛けるコスモウェーブ(中野町)が初参加。「自然エネルギーを身近に感じられる、体験できるような取り組みができないかと思い、過去の出展者に相談したところ紹介いただいた」と実行委員会広報担当の土居さん。「電気自動車も手掛けていることがわかったので、ぜひ会場に持ってきていただいて、八王子の事業所でこういうことに取り組んでいるところがあるということを知っていただきたい」。当日は太陽光、太陽熱を利用した商品を展示し、販売なども行う予定だという。
開催時間は10時30分~16時。入場無料。