日野駅そばにコミュニティー空間「キョテン107」-オープン控えシャッターに絵

シャッターに絵を描く実践女子大学の学生たち

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 今春のオープンを目指して準備が進められている日野駅そばのコミュニティースペース「キョテン107」(日野市日野本町3)で2月18日、実践女子大学(大坂上4)の学生らがシャッターに絵を描く取り組みが行われた。

実践女子大学の高田典夫教授と絵を描きに集まった学生ら

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 実践女子大学と日野市、地元の若手経営者ら有志が協力して展開する同施設。昨秋からプレオープンし、市内のパン店が参加した「日野駅前パンフェス」などさまざまなイベントの会場として使われている。今回は4月のグランドオープンを前にシャッターを飾り付けようと企画。当日はあいにくの雨模様だったが、同大生らが集まり作業を進めた。

 もともと空き店舗だった同施設。オーナーの協力も得て、これまで内装などに手を入れてきたが、「(外観が)少し殺風景だなと。閉まっている時に目立つのもいいかなと思って始めた」とプロジェクトに携わる同大の高田典夫教授。店が連なるアーケードの一角に位置していることもあり、「もう少しにぎやかになるといい」と話す。

 同施設は今後、駅周辺を盛り上げようと進められている「日野宿通り周辺のにぎわいのある街づくりプロジェクト(ひのプロ)」の活動拠点となるほか、チェレンジショップやイベントの会場としても使っていく予定。「大学としても週1回のような形で出ていきたい」と高田教授。「いろいろなところに空き店舗はある。ここは使い方を決めるのではなく、学生も含めて口を出したい人が口を出してやっていければ。続けていくためには事業化しなくてはいけないので、いろいろな方の知恵を拝借しながらやっていきたい」と意気込む。

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