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八王子の旧民家がイベントスペースに まちづくり会社がリノベし活用

イベントスペースとして生まれ変わる旧川口邸

イベントスペースとして生まれ変わる旧川口邸

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 八王子駅北口の旧川口邸(八王子市横山町9-10)が現在、行政やまちづくり会社、地元の不動産業者などが協力し、イベントスペースとして生まれ変わろうとしている。

リノベーションに向けて準備が進む建物内

 商店街の空き店舗を活用したチャレンジショップ「はちチャレ」(中町)や食べ歩きながら街を巡るイベント「バルベリー八王子」などを手掛ける、まちづくり会社「まちワイ」(旭町)が中心となって進めている今回の計画。「リノベーションプロジェクト八王子」と名付け、その第1弾として空き家となっている建物をリノベーションし、イベントの開催やショップ展開などを目指す。

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 今後は食とアートをテーマとした活動を行っている「FARMART」も協力し、来年にかけて建物のリノベーションに取り組むことにしており、カフェの出店やギャラリーとしての貸し出しなどを見込むほか、「はちチャレ」のノウハウを生かし希望者によるイベントの開催も進めていく。「今年は庭を有料で貸し出すので、催しを開催していただきたい」とまちワイの星見さん。「八王子のおいしいものを集めたミニバルや青空の下、結婚式を行う『古民家ブライダル』というのも面白いかもしれない」とも。料金は1日あたり数千円ほどにする予定だという。

 空きテナント対策に積極的に取り組んでいる同社。昨年、市内の空きテナントの状況を調査しようと全商業調査を行った際、たまたま空き家となっていた同所を発見。街中の滞留拠点として空間を有効活用しようと行政や地元の不動産業者「セイシンハードウェア」(横山町)らとタッグを組み、物件を借りてプロジェクトを進めることにした。「今までテナントとして貸し出されることもなく、開発もされてなかったので、このままでは朽(く)ちていくだけだったかもしれない」と星見さん。

 「中心市街地には空きテナントが350もあり、そのうち、6割は貸し出されていない。今回は地元に貢献しようとボランティアで頑張ってくれいている不動産業者とまちづくり会社と行政が三つどもえでやっているもので、これまでのビジネスライクなものとは違う新しいスキームでもある。今後のためにも、成功事例にしなければ」と意気込む。

 同所は七夕に合わせて7月4日・5日、「まちワイ」主催で行われるスタンプラリーの際、スタンプ場所として一般に披露するほか、「八王子まつり」の際にはトイレを貸し出すなど利用を始めていく予定。

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