八王子出身アコースティックユニットがMV公開 東京工科大学の学生が監督

5月15日には、ミュージックビデオの公開を前に「マニeカフェ」(中町)で試写会を開催

5月15日には、ミュージックビデオの公開を前に「マニeカフェ」(中町)で試写会を開催

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 八王子を拠点に活動するアコースティック音楽ユニット「Lovers in rubbersole(ラバーズ・イン・ラバーソール)」のミュージックビデオ「柔らかい糸」が5月29日、ユーチューブで公開された。

完成した映像を見守る「ラバラバ」のゆうさんとMIKIさん

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 共に八王子出身で、作詞・作曲とボーカルを担当する「ゆう」さんと演奏やアレンジなどを手掛けるMIKIさんによる同ユニット。愛称は「ラバラバ」。2010年6月の結成後、昨年12月にインディーズデビューシングル「DreaMars(ドリーマーズ)」を発表した。現在は市内で「オープンマイク」をコンセプトとしたイベント「Junction Party(ジャンクション・パーティー)」を月1回ペースで開くなど、積極的に活動を行っている。

 「柔らかい糸」は、2013年10月に発表されたミニアルバム「片想いのクオリア」に収録されている楽曲。今回、東京工科大学(八王子市片倉町)の学生とのコラボから映像化が決定。「一番ラバラバっぽい曲」(ゆうさん)ということから、同大メディア学部3年の「A8size」さんが監督を務め、ミュージックビデオが作られた。

 「ラバラバ」としては初のミュージックビデオとなる同作は、企画から半年かけて制作した。「歌詞が恋愛の話であることと、八王子で頑張っている人たちにも出演してもらいたいというところから、ドラマ性を持たせながらもベタなものにしようと思った」とA8sizeさん。

 作品には若手マジシャン「ごっちん」さんら地元有志が数多く出演。撮影は半日がかりだったが「スムーズにいった」と振り返る。中でも北野公園(北野町)で行われた撮影では、フェイスブックを通じて集めたファンがライブを楽しむオーディエンス役として参加。「みんなでおしゃべりしながら和気あいあいと撮った」とも。

 「映像は今までなかったので、作っていただいたのを見ると、もっといいものを作らなければと気合が入る。時間が許す限り次の作品も作ってほしい」とゆうさん。「撮影を前提としたライブをやってみるのもいいかも」。MIKIさんも「作りたい曲で作品を作ってほしい」と、次作に向けて期待を隠さない。

 「ラバラバ」が2012年に発表した「流星の針」を映像化したいというA8sizeさん。「ライブ用のオープニングムービーなどもやってみたい」と、今後のコラボに向け気合を入れる。

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