八王子市保健所裏(八王子市明神町3)で10月8日~10日、地元の食材を活用してオリジナル料理を提供する「八王子フードフェスティバル」が行われる。
旧東京都産業技術研究所八王子支所跡地にテープルなどを設け開催
2013年に初開催し今回で4回目を迎える同イベント。「ニッポンを食で元気に」をスローガンに進められているプロジェクト「クーカル」ともコラボし、フランス料理店「レジェ」(兵衛1)の平野智文さんら有名シェフと地元生産者がコラボして料理を提供する「Cu-Calガーデンレストラン」などの催しを繰り広げる。
「ビストロ ボンクール」(中町)や「ENTREE(アントレー)」(散田町3)など地元の人気レストランが中心となった「フードガーデン」や、周辺地域で採れた旬の野菜などを集めた「ガーデンマルシェ」なども展開。今回は、2017年9月から八王子市内で行われる「全国都市緑化はちおうじフェア」に合わせ、八王子造園組合などが協力した「コンセプトガーデン」のコーナーも設けられる。
地元食材を生かした、さまざまなものが集まる同イベント。多摩・八王子江戸東京野菜研究会では、江戸東京野菜に認定されている「八王子ショウガ」や「内藤カボチャ」を使った「江戸東京野菜ジェラート」などを販売予定。開発に当たっては、地元のジェラート店「ダ ルチアーノ」(堀之内2)とコラボ。八王子に牧場を持つ磯沼ミルクファーム(小比企町)の牛乳「みるくの黄金律」を使うなど工夫した。
野菜は形を残してジェラートの中に入れており、「八王子ならではのジェラートで話題性があると思う」と同会代表の福島秀史さん。このほか、西八王子のパン店「Due Tre(ドゥーエ トゥレ)」(千人町2)とのコラボによる「八王子ショウガチャパタ」や「内藤かぼちゃ&レーズン」「八王子ショウガと豚肉のクロワッサン」などのパンも数量限定で販売。「オリジナリティーあふれるものが準備できた」と意気込む。
開催時間は10時~17時。入場無料。