8月2日は「八王子の日」 広めようと地元有志がプロジェクト立ち上げ

プロジェクトを手掛ける川久保さん(中央)と塩越さん(右)、大熊さん(左)

プロジェクトを手掛ける川久保さん(中央)と塩越さん(右)、大熊さん(左)

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 8月2日を「八王子の日」として広めようと、地元有志が5月上旬から活動を進めている。

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 地域ブログサービス「たまりば」と共同で立ち上げられた同プロジェクト。日付は八王子を意味する数字の語呂合わせ「802」から。「八王子市内で暮らす人、働く人、学ぶ人などいろいろな立場の人が八王子のことを考え、八王子を楽しみ、八王子の魅力を再確認する一日」と同日を位置付け、一般に広めようと活動している。

 今月3日~7日の日程で行われた「八王子古本まつり」では、6日にブース出展。八王子を愛してやまない「八王子Love(ラブ)な人」にホワイトボードを渡してメッセージを書いてもらい写真を撮影。「たまりば」上に設けられたプロジェクトのブログで紹介するほか、ツイッターなどで「#8月2日は八王子の日」のハッシュタグを付け、八王子の好きなところを発信するよう呼び掛けている。

 「市制100周年だし何か楽しいことができないかと思っていた。八王子に住んでいて良かったと思えることを市民レベルでできないかと思い、八王子の日につながった」と発起人の川久保美紀子さん。「八王子は広くて、いろいろな人が住んでいる。みんなをつなぐキーワードのようなものが無かったので、それがこの八王子の日になれば。1年に1回くらい八王子のことを思える日があれば、市民の心をつなげられるのでは」とも。

 既に商店主や市民ら50組ほどが「八王子Love(ラブ)な人」としてホワイトボードに書き込み。それぞれが八王子への思いをアピールしているという。「『八王子に良いところはない』と言いながらも考えて書いてくれる」と「たまりば」編集長の大熊雅樹さん。同じくプロジェクトに携わる塩越和子さんは「今まで考えてもいなかった八王子の好きなところを見つける気付きになってくれたのでは」と話す。

 今後は商店らの協力も得ながら、「八王子の日」である8月2日当日を盛り上げるための企画も進めていくという。「まずは市民レベルで盛り上がりたい」と川久保さん。

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