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中野上町の「つくるのいえ」プレオープンへ 布の産地・岡山県をテーマに

「つくるのいえ」に携わる奥田さん(右)とpeco*さん。八王子を拠点に活動するイラストレーター・Yamamoto Harucaさんが描いたイベントのキービジュアルを岡山県産の布に刷り上げた

「つくるのいえ」に携わる奥田さん(右)とpeco*さん。八王子を拠点に活動するイラストレーター・Yamamoto Harucaさんが描いたイベントのキービジュアルを岡山県産の布に刷り上げた

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 西東京バス・浅川橋バス停から徒歩5分の場所にある「つくるのいえ」(八王子市中野上町1)で12月23日・24日、同所のプレオープンイベント「つくるのいえプレオープン 岡山の布とクリスマス」が行われる。

現在、イベントに向け急ピッチで古民家の改修を進めている

 古民家を改修し、ものづくりの拠点にしようと作業が進められている同所。来春のグランドオープンを前にプレオープン企画として、「倉敷デニム」をはじめ布の産地としても知られる岡山県のさまざまな繊維に関連した企業とコラボしたイベントを開催する。

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 当日は岡山から、浦上染料店、帆布製品を扱う「タケヤリ」、刺しゅうを手掛ける「音の絵」、ジーンズで知られる「EVERY DENIM」などが出展。テキスタイルデザイナーのCanako Inoueさんをはじめとしたデザイナーとメーカーのコラボ製品の展示なども行う。

 「東京近郊のものづくりブランド」と題したコーナーでは、吉祥寺の「イイダ傘店」などが出展。さまざまなワークショップ、工場見学なども開催するほか、スペシャルティコーヒーを提供する「ONE DAY COFFEE STAND」、グルテンフリーの弁当などをケータリングで扱う「kizagisu」、今冬から営業を始める「高尾ビール」などが立ち並ぶ「つくるのいえのたのしいお庭」と題したコーナーも設ける。

 奥田染工場(中野上町1)の奥田博伸社長や「CASE GROUND」(中野上町1)の小松和久さん、「MICHIO OKAMOTO WAREHOUSE」(中野上町5)店主の岡本道雄さん、イラストレーターのpeco*さんらが集まり進めている同プロジェクト。約10年前から空き家だった古民家を借り、その間取りを生かしながらギャラリースペースなどの空間づくりを手作業で進めている。

 「周囲が機屋で、織物や染色などの工場も多いところ。その中にこの家が残されていて、小松さんと何かに使えないかという話になった。生活感のあったものを取り外し過去のものに戻してあげたら建てられた当時のセンスのいい空間が出てきた」と奥田さん。

 「つくるのいえ」では、東京と地方を結び付けるハブになることもコンセプトに据える。「岡山の人たちから展示会のアイデアをいただいたので、いろいろなものを足し算してイベントをやることにした」。今回、東京近郊のクリエイターも参加する形を取ったことについては、「八王子で作っていても八王子で展示することはまずない。それを変えたい。せっかくこの地域に残っている産業で作られているのに地元で売りに出せないのは悲しいので、彼らのブランドを壊さないようにしながらきっかけを提供したいと思った」と話す。

 地方とのコラボは今後も進めていくことにしており、各地のものづくりの様子を取材しサイトに掲載するなど新たな取り組みも予定しているという。「ものづくりで今までつながってこなかったところが日本中でつながっていけたらいい。八王子の未来がここから始まる」と奥田さん。

 開催時間は10時~16時。

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