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八王子駅前で「インターナショナルな七夕」 七夕当日は縁日も

さまざまな言語で書かれた願い事がつるされている

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 JR八王子駅北口広場(マルベリーブリッジ)に6月27日、市内在住の外国人や留学生などによる願い事をつるした七夕飾りが登場した。

七夕を4言語で説明

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 北口・旭町地域内の商店らによる「八王子駅北口商店会」が主催し、2006年から行われている七夕飾り。マルベリーブリッジはJR八王子駅の自由通路と駅北口の間をつなぐペデストリアンデッキで、毎年七夕を挟んだ6月末から7月上旬にかけて絹の布をイメージしたモニュメントの周りに飾り付けを行い、行き来する人に願い事を書いてもらっている。

 今年のコンセプトは「インターナショナルな七夕」。市内在住の外国人への支援活動などを展開する八王子国際協会(八王子市旭町)や海外からの留学生を多く受け入れている創価大学(丹木町)、地域ブログサービス「たまりば」の協力を得て、外国人に短冊に願い事を書いてもらい、それを万国旗とともに飾り付け。その数は14言語、200枚にもなるという。会場には道行く人にも願い事を書いてもらえるよう、400枚の短冊とともに、日本語のほか英語や中国語、韓国語で書かれた案内も用意した。

 同会の清水栄会長は「八王子には留学生がとても多いし、イベントでも海外の方に多く来ていただける。七夕を海外の方にも楽しんでもらえるようにできないかと商店会の中から意見があった」と説明する。

 願い事を書いた後はハッシュタグ「#hachiojitanabata」を付けて、SNSに投稿してもらいたいという。「国際都市・八王子に向けて、たくさんの方に知っていただき、市民の皆さんにもいろいろな国があることを実感してもらえるようにできれば。皆さんが関わり合いを持てるイベントにしたいし、それを商店会としても応援したい。そのため、ご自分で書いたものを撮って、ネットにアップしてもらえれば。みんなで共有しましょう」とも。

 七夕に当たる7月7日・8日には、西放射線通り商店街(ユーロード)で「ふれあい縁日」を開催。金魚すくいやヨーヨー釣り、スーパーボールすくい、射的、輪投げなど、さまざまな露店が立ち並び、毎年3000人ほどが参加し盛り上がる。西放射線通り商店街振興組合の前野博理事長は「毎年、縁日には海外の方も多くいらっしゃる。八王子に家族で住んでいる方も来られるよう。今まで以上に来ていただければ」とアピールする。

 飾り付けは7月9日まで。

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