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「めじろ台大鼓」がクラウドファンディング 初の海外遠征へ協力呼び掛け

クラウドファンディングへの協力を呼び掛ける品田さん

クラウドファンディングへの協力を呼び掛ける品田さん

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 八王子・めじろ台地区を拠点に活動する和太鼓チーム「めじろ台太鼓」が現在、今春に予定している初の海外遠征に向けて、地域型クラウドファンディングサイト「FAAVO(ファーボ)八王子」を通じ資金支援を呼び掛けている。

 1996年に「地域活性化と健全な子どもたちの育成」を目指して結成された同チーム。現在は7歳~94歳まで約40人のメンバーが所属する。市内にとどまらず各地で演舞を披露しており、3月下旬には日本とオーストリアが正式に外交を開始して150周年を迎えることを受け、オーストリアとスロバキアのそれぞれに海外遠征することが決まっている。

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 遠征に合わせて、太鼓の運搬などにかかる費用を調達しなければならないことから、今回、100万円を目標にクラウドファンディングを実施。支援金額は3,000円・5,000円・1万円・3万円・5万円・10万円で、支援者にはリターン品としてオリジナルボールペンや手拭い、遠征の報告を見ることができる特設サイトの閲覧権などに加えて、5万円コースでは和太鼓の体験ワークショップを開催する権利、10万円コースでは今夏に行われる予定の「2019めじろ台祭り」のゲスト出演権と一風変わったリターン品も用意する。

 同チームが海外遠征するのは今回が初めて。在オーストリア日本国大使館からの招きを受けたもので、20人を超えるメンバーがオーストリアの首都・ウィーン市内の学校やスロバキアの首都・ブラチスラバ市に出向き、和太鼓の演奏に加えて文化交流などを図る。

 同チーム代表の品田裕康さんは現在のチームについて、「非常に年齢層が幅広いチーム。大正・昭和・平成と次の世代という、4世代が同じ曲を同じ楽器で演奏することはなかなかできることではない。太鼓をたたいて音を出すという単純な楽器だからできること。それが複雑に絡み合ってリズムになり曲になる。一つの家族のように活動ができている」と話す。

 今回の遠征先が「音楽の都」とも呼ばれるウィーン市であることから、「耳の肥えたところに和楽器をぶつけることになる。現地の子守唄など伝統的な曲を太鼓で表現し体験していただきたいと考えている。八王子から出てきたチームであるということも話したい」と品田さん。「日本の伝統芸能であることをオーストリアの方、スロバキアの方に理解していただきたい。将来を担う子どもたちにとっても、こんな経験はめったにできないこと。子ども同士の交流などもしっかりしていきたい」と意気込む。

 1月10日現在のクラウドファンディングの進捗率は21%。同サイトを手掛ける八王子の産業活性化組織「サイバーシルクロード八王子」(八王子市明神町2)事務局の山元秀将さんは「地域交流と子どもたちの未来という2つがキーワード。小さな輪から広げていくことが大切だと思うので、多くの方にご支援いただけるよう、いろいろなネットワークを使って周知していきたい」と話す。

 募集締め切りは1月31日。

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