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八王子駅前で「アイラブ南口」-子ども打ち手が和太鼓演奏

「とちの木デッキ」で子どもたちが和太鼓を演奏している様子

「とちの木デッキ」で子どもたちが和太鼓を演奏している様子

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 八王子駅南口のペデストリアンデッキ「とちの木デッキ」で10月27日、子どもたちが和太鼓を演奏して街を盛り上げる「いきいきフェスタ I love minamiguchi(loveはハートマーク)」が行われた。

和太鼓の演奏を見ようと多くの人が足を止めた

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 「八王子駅南口活性化委員会」が主催した今回のイベント。サザンスカイタワー八王子(子安町1)の開業など南口の再開発を契機に地元を盛り上げようと、主婦やサラリーマン、商店主などが参加する形で3年前から活動を開始。イベントとしては今回で9回目となる。

 3月にオリンパスホール八王子(子安町1)で開催された和太鼓の演奏会「ドド御祭」が好評だったことから太鼓の演奏会を企画。「日本人には太鼓を受け入れるDNAがあるみたい」と同会会長の河田さん。「太鼓は人を呼ぶ力がものすごくある」とも。

 今回は市内のめじろ台地区で活動する「めじろ台太鼓」や東京都立南多摩中等教育学校(明神町4)の和太鼓部などが参加し、路上で太鼓の演奏を披露。子どもたちの演奏に足を止める人も多かったほか、ビデオカメラで演奏する姿を撮影する人も多かった。太鼓の演奏と併せて道行く人には鉢に入った花を配り、イベントを盛り上げた。

 南口の再開発は進んだが、「人の流れはあまり大きく変わらないし、商店街は元気がない」と同会会長の河田さん。「八王子の駅付近が元気になるようにとやっている」。12月15日には同じ「とちの木デッキ」で、クリスマスをテーマにジャズや管弦楽などにスポット当てるクリスマスコンサートを開催予定。今後は町会や商店街などとの連携をさらに進めたい考えで、「人が人を呼ぶようにやっていきたい」と意気込む。

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