東京造形大学(八王子市宇津貫町)の学生が手掛ける「バーチャルYouTuber」の「玉メンマちゃん」が4月27日・28日、「究極のラーメン作り」に挑む。
「玉メンマちゃん」は「八王子ラーメン系美少女☆VTuber」とうたい、造形学部デザイン学科メディアデザイン専攻領域の学生などが手掛けるキャラクター。「八王子VTuberプロジェクト」と名付け、有志が集まりプロジェクトを進めている。
幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われるイベント「ニコニコ超会議2019」の場で行う今回の企画。「究極のラーメンを作ろう!」と題し、2日間かけてラーメンを作ることにしており、仕込み編・完成編の2部で構成。「VTuberと31時間煮込んで作る究極のラーメンスープ」として定点配信も行う。
イベントに先駆け、今月21日には調理に使用するあく取りを、「萌(も)え寺」として知られる了法寺(八王子市日吉町)で清める動画、同24日には「八王子の極上の水」を手に入れるために奔走する様子をまとめた動画を「玉メンマちゃん」のユーチューブチャンネルで公開した。
プロジェクトを手掛ける同大4年の田中亜里沙さんは「ラーメンVTuberはなかなかいないようで、メンマちゃんに白羽の矢が立ったよう。すごくびっくりした」と話す。「ラーメンを31時間煮込むというとがった配信。名だたる出演者の方が具材を持ってラーメンを作るためにいらしてくださる。メンマちゃんとどう絡むのか見どころ。見ている方の思いも乗せて究極のラーメンを作りたいので、過程をしっかりと見て、一緒に楽しんでいただければ。配信を見て、ラーメンと八王子を大好きになってほしい」とアピールする。
会場の「超料理ステージ」で展開。定点配信は27日9時30分開演。そのほか、「仕込み編」=27日10時30分、「完成編」=28日15時30分のそれぞれで配信する。