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八王子青年会議所メンバーの「Tシャツにネクタイ型ピンバッジ」姿が話題に

スーパークールビズを受けてTシャツ姿の写真を公開(写真は八王子青年会議所広報担当の吉住さん)

スーパークールビズを受けてTシャツ姿の写真を公開(写真は八王子青年会議所広報担当の吉住さん)

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 八王子青年会議所が6月1日、フェイスブックに公開した齋藤祥文理事長らメンバーによるTシャツ姿の写真がSNSで話題を呼んでいる。

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 今年は「八王子をヤバくする!」をスローガンに活動している同会。月一度のペースでフェイスブックページの写真を更新しており、6月は理事長、副理事長がそろって白Tシャツにネクタイ型ピンバッジ「p-Tie(ピータイ)」を首に付けた写真を公開した。「ピータイが主役、八王子の夏」というキャッチコピーも付いており、フェイスブック上では「八王子はヤバイ」「面白すぎ」「シュール」(以上、原文ママ)などと評判になっている。

 ピータイはネクタイ生地を使い、上着の襟にピンで留めブローチのように使う八王子オリジナルの商品。八王子織物工業組合の直営ショップ「ベネック」(八王子市八幡町)などで扱われているほか、市のふるさと納税の返礼品にもなっている。

 今回はノーネクタイ、ノージャケットなど従来のクールビズをさらに推し進めようと環境省が提唱している「スーパークールビズ」が今月1日から始まったことを受けて企画。若者にも響くものを作ろうというコンセプトの下進めており、齋藤さんは「見た目重視。ふざけた感じかもしれないが、こういう表現をすることで興味を持ってもらえたら」と話す。

 掲載する写真のテーマは毎月、季節なども踏まえて決めているという。「5月からクールビズが始まって、6月からスーパークールビズが始まった。クールビズと考えたときに八王子はピータイだと思った」と齋藤さん。当初はジャケット姿を考えていたが、撮影当日になって「ピータイを全面に出すためには余計なものをなくそう」とTシャツ姿に決めたという。「格好をつけていても面白くない。どこか笑えるものが必要」とも。

 齋藤さんは「皆さんに青年会議所がなんなのか分かってもらえていないし、何をやっているかもわかっていただけていない。閉鎖的な印象を持っている方もいる。自分たちがやっていることをいろんな方に知ってもらう必要がある」と話す。「八王子をヤバくする!」という言葉を掲げたのも「青年が楽しげに勢いを持っていろんなことをやっている姿は地域にとってプラスになるのでは。少し馬鹿っぽいかもしれないが、あえて馬鹿ぐらいが青年としてちょうどいいのでは」とも。

 「みんな心のどこかで八王子を活性化させたい、もっと元気にしたいと思っている。それが『八王子をヤバくする!』という言葉とうまくリンクしてきた」と齋藤さん。7月7日には八王子駅前の西放射線通り商店街(ユーロード)や横山町公園で「多摩地区最大級の和の祭典」をうたう「伝統文化新発信フェスタ」を開催するなど今後の活動も控えている。

 齋藤さんは「今年は青年会議所だけでなく、いろんな団体も巻き込みながら、いろんなことをやっていこうと考えている。『八王子をヤバくする!』という言葉を使って、うまくブランディングをしていきたい」と意気込む。

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