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「八王子食堂 日々」開店から1カ月 朝営業も、手作りにこだわり

「八王子食堂 日々」店内の様子

「八王子食堂 日々」店内の様子

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 「八王子食堂 日々」(八王子市元横山町2)が6月16日、八王子市立第1小学校近くにオープンして1カ月を迎えた。

店内にはらっきょうを漬けたびんが並ぶ

 いちょうホール通り沿いの大義寺前に5月16日にオープンした。カウンター席7席を用意し、朝の時間帯は朝がゆを中心に提供。店主の天野麻衣さんは「おかゆは水分も多い。普段でもおいしく食べられるし栄養も取れるので夏向きだと思う」と話す。ランチタイムを含めた18時までの通し営業の時間帯には「出汁(だし)巻き卵定食」「具だくさん 豚汁定食」(以上1,000円)などのメニューを並べる。

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 会社員として働いた後、新宿の日本料理店や西荻窪の家庭料理を提供するカフェで経験を積み独立した。店はもともと居酒屋だった場所で、「第一印象で気に入ってしまった」と天野さん。オープンに当たってはしっくいを塗り直すなど自ら内装に手を入れ、約2カ月かけて作り上げていったという。

 梅やらっきょうの漬物などに加えて、みそなど調味料もできる範囲で手作りするほか、だしには一本釣りで釣り上げたカツオしか使わないという鹿児島県枕崎市の職人が作ったかつお節を使用。メニューの1つに「出汁巻き卵定食」を入れていることについて、「だしはみそ汁などにも使っているが風味を一番楽しめるのがだし巻き卵」と話す。「おいしく健康的に年を取っていけるような食事を提供したい」とも。箸なども手作りのものを使っており、「一つ一つ個性があるものに良さがある」と話す。

 40代以上を中心に週末には店のインスタグラムを見て若者も来店するなど客層は幅広い。7席しかなく混み合った際には入店を断る場合もあるが、「18時まで通して営業しているので時間をずらしてもらえれば」とアピールする。

 店の奥には座敷のスペースもあり、「今後はワークショップなどに使っていきたい。食に限らず生活に根差した手仕事のワークショップなどができれば」と天野さん。「年代を決めずに触れ合える何かがあるといいかも。作っているものに意味を持たせている、こだわりを持っている人には興味がある。話をしながら手作業ができるような場所として使ってもらえるといい。それで人の流れができたら」と期待を込める。

 営業時間は7時~10時、12時~18時。現在は不定休で、7月以降は週1回定休日を設ける予定。

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