地元飲食店などが出展する「楽ぱく秋まつり」が10月6日、八王子駅近くの「パーク壱番街通り」で行われる。
西放射線通り商店街(ユーロード)通り沿いにある「ドン・キホーテ八王子駅前店」(八王子市中町)から国道20号(甲州街道)までの間の通りを指す同通り。飲食店を中心に温泉施設「八王子温泉 やすらぎの湯」のほか、チャレンジショップ「はちチャレ」、炭火焙煎(ばいせん)コーヒー豆専門店「Bull's Coffee」など個性的な店のほか、フードバンク八王子の活動拠点である「フードバンク八王子ワークス」も並ぶ。
今回で2回目となる同イベント。当日は歩道の一部区間を使って、「Bull's Coffee」のほか、居酒屋「ナカチョウデンチカハチオージ」や「笑丸 (しょうまる)」「クジラ商店」「東京マグローランド」「平成楽吉屋」など商店会に加盟する15店が出店。フードなどを提供し盛り上げる。
「やすらぎの湯」入り口付近に設ける特設ステージでは、和太鼓の演奏やサンバダンス、シンガー・ソングライターの古矢奈穂さんらによるライブなどを行うほか、フードバンク八王子ワークスでは、小中学生向けに紙作りなどを体験できるイベントを開催。通り沿いで先着300人の子どもたちに玩具を無料進呈する企画も行う。
商店街の活性化を狙って、昨秋、地元商店会が自ら企画し始まった。企画に携わるフードバンク八王子の國本康浩さんは「八王子の中心市街地は実は住宅街。近隣の方々が来られるような祭りにしたいし、日頃、商店街として使ってもらえるようになるといい」と話す。
同会会長を務める整体院「こりトリはうす」(横山町)の橋本純夫院長は「昨年は雨と風が強かった」と振り返る。「今年は昨年よりも出店数が増え、各店もやる気になっている。天気も良さそうなので、お客さまに楽しんでいただけるよう一生懸命やりたい。パーク壱番街を知っていただければ一番うれしい」と意気込む。
開催時間は11時~16時。雨天決行。