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工学院大学ソーラーチーム、豪大陸を縦断開始 3番手発進も初日からトラブル発生

オーストラリア大陸を走る工学院大学ソーラーチームの「Eagle」

オーストラリア大陸を走る工学院大学ソーラーチームの「Eagle」

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 オーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000キロを走破する世界最大のソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ(BWSC)」が10月13日に大会初日を迎え、工学院大学「ソーラーチーム」は3番手と好発進でスタートするも、トラブルから順位を落とす展開となった。

充電を行う工学院大学ソーラーチームのメンバー

 BWSCはオーストラリア北部のダーウィンから南部のアデレードまでの約3000キロを走破する世界最大のソーラーカーレースで、2年ごとに行われており、「チャレンジャークラス」「クルーザークラス」「アドベンチャークラス」の3つのクラスが設けられている。同チームは同大八王子キャンパス(八王子市中野町)に拠点を置き、今回で4回目の参戦となる。

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 新型ソーラーカー「Eagle(イーグル)」で戦いに挑む同チーム。今月12日に行われた予選では、2分01秒87のタイムで3位となり、スラローム、ブレーキテストなどの動的テストにも合格して、本戦3番手での出発が決まった。

 13日は1カ所目のコントロールストップとなるキャサリンの街を4位で通過。しかし、その後、モーターの過熱による故障で1時間20分にわたって停車を余儀なくされ、大きく順位を落とした。修理が終わった後は遅れを取り戻しながら、2カ所目のコントロールストップであるデリーウォーターには走行可能終了時間とほぼ同時刻に到着。全体11位、クラス9位でレースを終えた。 2日目となる14日は、厳しい暑さが続いたことからドライバーの体調を考慮し、予定外の休憩を挟みながらも4カ所目のコントロールストップであるバロークリークを8位で通過。15日はレースの中間地点となるアリススプリングスを同じく8位で通過、次のコントロールストップであるカルゲラでは、前を走っていたチーム「Top Dutch Solar Racing」の姿をとらえ追い抜き、9分先行して到着した。

 監督を務める同大機械システム工学科の濱根洋人教授は出発に際し、「相手チームの腹の中を探ることになると思う。どこも巡航速度を隠し持っている。先に出たチームがマラソンでいうペースメーカーの役割をしていき、そこについていくのか、僕らがペースメーカーになるのか。ダーウィンからキャサリンまではわりと街中で、アップダウンもあるので、そこが腹の探り合いになるのでは」と話していた。

 レースが始まると、先行チームの進み方などを見て「ドライバーにとってはフラストレーションがたまっていたのでは。本当は行きたいんだけど食い止められたところがある」と濱根さん。初日を終え、「キャサリンまでは『トップに行くか』という話をしていたが、キャサリンを出てすぐにドライバーから臭いと煙が出ていると話があった。結局、モーター交換も含めて1時間20分止まっていたので、相当なロスになった」と振り返った。

 大会は20日まで。

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