![観光客でにぎわう高幡不動駅](https://images.keizai.biz/hachioji_keizai/headline/1242297624_photo.jpg)
京王電鉄は5月27日、日野市高幡地区に住む高齢者を対象に「シニアセキュリティサービス」を開始する。
高幡地区には「高幡不動」の通称で知られる高幡山明王院金剛寺(日野市高幡)があり、同社はその最寄り駅である京王線・高幡不動駅や駅ビルでもある「京王高幡ショッピングセンター」を展開している。
ショッピングセンター2階に今年3月、「京王ほっとネットワーク高幡」店を開店。現在、家事代行サービスや住宅のリフォームなどサポートサービスを提供しているが、今回、ここに新たなサービスとして高齢者を対象としたサービスを立ち上げる。
今回のサービスでは綜合警備保障(港区)と提携。高幡不動駅から半径約2.5キロメートルの圏内をサービス提供地域として設定した。
新サービスでは利用者と家族間の連絡のために話し放題の携帯電話をセットで提供。加えて、利用者が異常を感じたときに家族へ連絡を取ることができる「緊急通報サービス」や、一定期間、生活反応がないときに家族に対してメッセージを送る「安否確認サービス」などを提供する。また、緊急通報などの際に綜合警備保障のガードマンが利用者の自宅に駆け付ける「駆けつけ確認サービス」も用意した。
サービスプランは2種を用意。レギュラープランを月額2,900円、「駆けつけ確認サービス」を含むプレミアムプランを月額3,950円で提供する。
「サービスの提供を通じて沿線のお客様の不安を少しでも解消し、京王沿線に住んでみたい、住んで良かった、長く住み続けたいと思っていただけるように」と同社。