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八王子市西部・小津町で「小津カレッジオープンキャンパス」 里山の魅力体験

イベントを手掛ける小津倶楽部の皆さん

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 八王子市恩方地区にある小津町の魅力を体験・紹介する催し「小津カレッジオープンキャンパス」が11月24日、「小津おもむろ」(八王子市小津町)で行われる。

古民家を改修した「小津おもむろ」

 2017(平成29)年春、小津町の地域活性化に向けたプロジェクトに取り組むため立ち上げられたNPO法人「小津倶楽部(くらぶ)」が主催、八王子の食とアートをテーマとしたイベントなどを開催している「FARMART」がプロデュースする今回の催し。

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 会場となる「おもむろ」は高尾駅から車で約20分、西東京バス・恩方営業所から徒歩約40分という山間にある古民家を改修したもので、「小津倶楽部」が活動の拠点としている。今回は小津町の魅力を大学を模して広める新たな企画「小津カレッジ」を来春始めるのを前に、先行イベントとして行う。

 屋外にある手作りのまき窯を使ったピザ焼き体験やコケ玉づくり、原木シイタケの植菌、秋野菜の収穫などのほか、八王子産材と廃家具を生かして作るクリスマスツリー作りなどのワークショップを開催。ビールの醸造を行っている「高尾ビール」、自家製の天然酵母パンなどを扱う「グルヌイユ」(以上、下恩方町)、ネパールカレー店「奈央屋」(千人町3)などが出展しそれぞれ物販などを行う。「小津倶楽部」は地元の自然木から切り出したカッティングボードなどのオリジナルグッズや、ハーブティー、豚汁、野菜などさまざまなものを販売するという。

 地域資源を活用し、さまざまなプロジェクトを進めている「小津倶楽部」。耕作放棄地を使って小麦を育て、うどんを作ったり、山で間伐した木でシイタケの植菌をはじめとしたさまざまなものを作ったりしており、代表理事の前原教久さんは「地域を元気にするのが1つの命題。食材も材料も地域のものでなんとかしたいと思ってやっている」と話す。畑や食など体験できることを学部のように体系立てて学べるようにする「小津カレッジ」を立ち上げることについては、「今までやってきたイベントを体系化したもの。年間を通して定着させられるようにするのが一番。これを踏まえて、次のステップに進みたい。継続してやる力が付いてくると思う」と話す。

 「八王子の中でも小津を知らない人が多い」と前原さん。「われわれが一番嫌いなのが『役所でやれ』という言葉。自分たちでやりたいことの足りない部分を補ってもらうというスタンスは変えたくない」と話し、「自然環境や住まいの環境は変えないためには、ただ人が増え、にぎやかになればいいかというとそういうものでもない。『小津カレッジ』などを通して、参加するだけでなく関わってくれる方が増えたら」と期待を込める。

 開催時間は9時30分~16時。入場無料。

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