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八王子「ajirochaya」にカフェとレストラン 「バーゼル」が複合店、昭和40年代のリノベビルに

コーヒーの提供に加え、さまざまな菓子も用意する「BASEL ajirochaya店」

コーヒーの提供に加え、さまざまな菓子も用意する「BASEL ajirochaya店」

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 カフェ「BASEL(バーゼル) ajirochaya店」とイタリアンレストラン「il Ciccione(イルチッチォーネ)」の合同オープンイベントが12月8日、店を構える八王子駅近くの「ajirochaya(あじろちゃや)」(八王子市横山町)で行われる。

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 京王線・京王八王子駅そばのカフェ「Brasserie BASEL(ブラッスリー・バーゼル)」(明神町3)などを手掛けるバーゼル洋菓子店(高倉町)が運営する両店。「ajirochaya」は日本茶専門店「網代(あじろ)園」の建て替えに合わせ、明治時代から残る蔵、第2次世界大戦直後に建てられた日本家屋、昭和40年代に建てられ3階建てのビルをリノベーションし、道や庭など街区の整備を行い、2017(平成29)年にオープン。今回の店舗は西放射線通り商店街(ユーロード)に面したビルの1階・2階にそれぞれ店を構える。「ここは『TAKAO COFFEE』『バーゼル』『イルチッチォーネ』の3店舗の複合店舗という位置付け」と渡辺純社長。

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 1階にオープンする「バーゼル」では、京王高尾山口駅近くで同社が手掛けるカフェ「TAKAO COFFEE(高尾コーヒー)」(高尾町)で提供している店オリジナルのブレンドコーヒー「高尾ブレンド」や「バーゼル」で提供しているケーキなどの菓子を提供。テーブル席など約25席。10月初旬から「TAKAO COFFEE」の「Ajirochaya店」としてプレオープンしていたが、今回のグランドオープンに合わせ、「バーゼル」を名乗ることになった。

 店に携わるバーゼルの須田崇さんは「喫茶店の扉を開けるのには勇気がいる。気軽に入れる敷居が低い店にしながらも、ちゃんとしたものを提供するコーヒー店をやりたいと思った」と話す。近隣住民を中心に日常使いを見込んでおり、「ゆっくりとおいしいものを飲んだり食べたりできる店にしていきたい」とアピールする。営業時間は10時~21時。

 2階の「イルチッチォーネ」は、11月16日に開店。渋谷区神泉に同名で店を構えていたことで知られ、約3年にわたる「長期休業」を経て、八王子で新たな一歩を踏み出すことになった。アラカルトメニューを中心に展開し、小比企町に農園を持つ中西ファームから仕入れた野菜を、網代園の玉露を使った塩で味付けしたサラダなど土地柄を生かしたメニューも用意。席数はカウンター9席・2人掛けテーブル席が4卓の17席。

 客として訪れていたという渡辺さんとの交流がきっかけとなり、「いろいろなものを習うため昼はバーゼル、夜は自分の店とやっている時もあった」と店主の楠剛志さん。会社運営などについて学ぶため「長期休業」に入っていたが、今回、店を再開。「都心のど真ん中ではなくても自分のやりたいことができ、八王子の皆さんに愛されながら都内からもお客さまを呼べるような店を作ろうと思った」と話す。

 店作りに当たっては、客1人あたりのテーブルの広さを広く取るなど工夫。「八王子はレストランがなかなかないと聞く。しっかりお食事を提供できる場所を作りたかった」と楠さん。現在の客単価は約8,000円で、仕事帰りの客のほか外国人客も多いという。「誕生日、記念日などハレの日だけではなく、日常の中でハイクオリティーのものをお客さまに感じていただきたい。普段の会話の中で『イルチッチォーネ行こうか』と言われるような店になりたい」と意気込む。営業時間は16時~23時30分(ラストオーダーは22時)。

 今回のオープンイベントでは、「TAKAO COFFEE」の試飲サービスやブレンドコーヒーのテークアウトを100円で提供するなどさまざまな企画を用意する。渡辺さんは「『バーゼル=TAKAO COFFEE』ということをもっと知っていただきたい」と話し、「高尾山はあるものの中心市街地には観光資源がないのが八王子の昔からの悩み。うちの微力な力でも高尾山と街をつなげたいという思いがあるので、ここはいい場所」とも。徒歩圏内を商圏とみなして、「近隣の方の日常生活の中に溶け込んでいければ」と期待を込める。

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