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2023年から成人式は「20歳を祝う会」に 成年年齢引き下げ受け、八王子市決める

オリンパスホール八王子を会場に行われている成人式

オリンパスホール八王子を会場に行われている成人式

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 八王子市は2022年から成年年齢が18歳に引き下げられることを受け、成人式の対象年齢を20歳のままとし、名称を「20歳を祝う会」に改めると発表した。

記者会見を行う石森市長

 12月17日に行われた石森孝志八王子市長の記者会見で明らかにされた。成年年齢の引き下げは2018(平成30)年6月に成立した民法の改正に伴うもので、2022年4月から18歳になる。成年年齢は民法が制定された1896(明治29)年には20歳と定められており、その年齢の見直しは1876(明治9)年の太政官布告以来、約140年ぶり。

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 成年年齢引き下げ後、成人式の対象年齢をどうするかについては、今夏、市政モニターを対象にアンケート調査を実施。20歳を対象に行うのが良いという答えが約56%と半数を占めた。これに加え、市生涯学習審議会や教育委員会からの意見などを基に、20歳を対象とした上で、2023年1月に行う式典から名称を「20歳を祝う会」に改めることを決定。これにより「成人式」という名の催しはなくなることになった。

 今回の決定について、「18歳の受験や就職活動の時期に重なることなく、20歳になった時に、より多くの方が式典に参加でき、人生の節目として将来について考える機会を提供するため」と説明する。主権者教育や消費者教育などの観点から、18歳に達した人に向けて新成人の自覚を促すイベントを行うことも検討するという。

 「成人式に向けて早くから準備される方もいらっしゃることから、この時期に決定した」と石森市長。「これまで通り多くの方に式典に参加していただき、20歳となったお祝いをしていきたい」と話す。

 八王子は多摩地区で最も成人式の対象人数が多い自治体。1月にオリンパスホール八王子(八王子市子安町4)で行われた成人式には、対象となった約7700人のうち約3500人が出席した。市生涯学習スポーツ部の担当者は「多摩地区26市の平均出席率は約60%。(八王子は46%で)そういう点では低い。ただ、八王子は学園都市ということもあり、大学入学の際に地方から転入される方が多い。そういう方は地元で出席しているのではないか」と分析する。

 なお、市の調べでは、八王子の近隣にある15市のうち、18歳で式典を実施するところは今のところないという。

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