3密を避けて新しい生活様式へ!

買う

八王子発・合格祈願にエレベーターの上・開ボタン 神社で祈祷、すぐさま売り切れ

エレベーターの上ボタンと開ボタンをキーホルダーにした

エレベーターの上ボタンと開ボタンをキーホルダーにした

  •  
  • List
  •  

 エレベーターの操作盤や表示機などを手掛ける島田電機製作所(八王子市大和田3)が1月8日、受験生向けの合格祈願グッズとして、エレベーターの上ボタンと開ボタンをキーホルダーにし販売したところ、人気ですぐさま在庫がなくなる事態となった。

エレベーターで使われているさまざまなボタンをキーホルダー化している

 1933(昭和8)年創業の同社。2013(平成25)年に世田谷から八王子に移転。エレベーターホールに設置される到着灯や押しボタンなど、エレベーターの意匠にまつわるさまざまな製品を手掛ける。

[広告]

 一般向けにはエレベーターで使われる本物のボタンをキーホルダーにした「SHIMAX エレベーターボタンコレクション」を展開。今回はそれを基に乗り場に設置されている上ボタンを「運気上昇」、エレベーター内の操作盤に設置されている開ボタンを「開運」とかけ、受験生をターゲットに合格の「お守り」に仕上げた。販売に当たっては、同社から程近い大和田日枝神社(大和田町4)で祈祷(きとう)してもらったという。

 オリジナルのマスコットキャラクター「ボタンちゃん」の展開や、現在は改装工事のために取りやめているが工場見学などを開催し、さまざまなアピールを行っている同社。2018(平成30)年春から本社にカプセルトイ型の自販機を用意。昨年5月には改元に合わせて令和と読める「08」「018」のボタンをキーホルダーにして限定販売するなど、さまざまな企画を打ち出している。

 同社広報担当の大森早智さんは「エレベーターの押しボタンなどを作っているが、皆さま普段から押されるものの印象には残っていない。もっと商品の魅力をたくさんの方に知っていただけたらと思い、身近なグッズにしたら魅力や面白さを知ってもらえると思った」と話す。「日本のものづくりは緻密(ちみつ)に手をかけて美しく作られる。そういう魅力も知ってもらえれば」とも。

 今回のキーホルダーについては、「一般のお客さまに向け始めてから、たくさんのエレベーター好きの子どもたちに来ていただき喜んでもらえた。もっとエレベーターが好きな方たちに何か届けられないかと思い、面白く喜んでもらえる商品を考えていた」と大森さん。売れ筋という開閉ボタンなどに目を付け、「受験シーズンということもあり、受験生の皆さんを応援できるようなものが出せないかと思った」と説明する。

 今月8日に自社通販サイトで販売を始めたところ、好評を博し2週間とたたずに完売。特に大学入試センター試験が行われた先週末ごろから一気に注文が集まったという。既に祈祷済みのキーホルダーの在庫はないが、「受験応援キーホルダーが売り切れてからは、ほかの開ボタンと上ボタンに購入が集中している」という。

 今後もさまざまな企画を進めていく方針で、「今はお客さまから問い合わせをいただいていることもあり、アクセサリーなども考えている」と大森さん。「ボタンの存在感や他のものと組み合わせたときの一体感などについて一生懸命考えている。デザインを決めかねているところはあるが、なるべく早くできれば。よりエレベーターの意匠器具を作っている会社ということを発信していきたい」と意気込む。

Stay at Home

八王子経済新聞VOTE

あなたが最も気になる「八王子ご当地キャラ&アイドル」はどれ?