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八王子ビートレインズがクラウドファンディング 遠征費など賄う

クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた東京八王子ビートレインズ(写真提供=東京八王子ビートレインズ)

クラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げた東京八王子ビートレインズ(写真提供=東京八王子ビートレインズ)

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 プロバスケットボールチーム「東京八王子ビートレインズ」が2月20日、今シーズンの残り試合の開催のため、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」を通じ資金支援を呼び掛けている。

 今シーズンは、ジャパン・バスケットボールリーグ(JBL)が運営するB3リーグに参戦しているビートレインズ。今回は「残り試合を無事に戦うため」として、クラウドファンディングを企画。遠征費のほか、ホームゲームの開催や練習で使用するエスフォルタアリーナ八王子(狭間町)の利用料を賄うことが目的という。

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 1,000円・3,000円・5,000円・8,000円・1万円・5万円・10万円・30万円・50万円の9種類のコースを用意した。30万円のコースは選手によるバスケット教室の開催権をリターン品にするなど、バスケットボールチームならではのリターン品を取りそろえる。

 1月23日には、「B1」「B2」のリーグを運営する、ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL、文京区)が、経営の安定性を規定する「短期的に資金難に陥る可能性が極めて低い」とは考えられないとして、チームに与えていた準加盟資格の失格を決議したことを発表。今シーズンの活動には影響はないものの、将来的にB2リーグ以上に参戦するためには、JPBLのクラブライセンスが必要で、その取得申請には、準加盟クラブとなることが条件となることから、チームは再び準加盟入りを目指すことになった。

 チームを率いるTHTマネジメント(八王子市子安町3)の和田尚之社長は昨シーズン、けが人が相次いだことから人件費が上がり資金繰りが悪化したと説明。選手やスタッフへの給与や試合を運営するための費用の支払いなどに遅れが生じたことを明かした。新規スポンサー獲得に動いてきたが、経営が困難な状態は続いているという。

 2月からはホームゲーム開催に合わせ、会場設営や撤収作業、場内誘導などをサポートするボランティアスタッフを募るなど、さまざまな取り組みを進めている。同社の望月舞子さんは「皆さん都合をつけて前日の設営に来てくれる。翌日、仕事があるのにもかかわらず、試合が終わって片付けに参加いただけている。皆さんの力があるから試合が成り立っていると改めて感じている」と話す。

 チーム発のクラウドファンディングは、2016(平成28)年にユースチーム立ち上げを目的に行って以来となる。運営に関わる費用については「営業やチケット販売で賄うが、それだけでは足りず、かかるものはかかってしまう。クラウドファンディングを用いて、そこに当てたい」と望月さん。「今回は皆さんが応援してくださっているところに使うのが一番良いのではと考えた」とも。

 既に八王子の内外から支援の手が届いており、「同じB3リーグで戦っている、ほかのクラブのファンの方や、B1・B2のファンの方など、こういう状況だからこそチームを助けたいと思ってくださっている方から支援いただけていると感じる。すごくうれしい」と望月さん。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を防ぐため、今月29日と3月1日にエスフォルタアリーナ八王子で行う予定だったシーズン第22節「岐阜スゥープス」戦から、来月11日・12日の第24節「東京サンレーヴス」戦までの間の開催延期を決めているが、今後は試合会場でも支援を呼び掛ける予定。

 望月さんは「資金的な事情によって、こういった状況になっていることは本当に申し訳ない。皆さんから『チームを何とか残してほしい』という声をたくさんいただき、私たちもやらなければいけないと責任を感じている。皆さんの気持ちをつないでいくような資金の使い方をしたいと思っているので、ぜひ支援をしてほしい」と話す。

 4月24日まで。

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