![初めて行われる「みんなでつくる多摩市ONLINE文化祭」](https://images.keizai.biz/hachioji_keizai/headline/1604464885_photo.jpg)
多摩市が11月7日、オンライン上で参加型文化祭「みんなでつくる多摩市ONLINE文化祭」を開催する。
市主催で初めて行われる今回のイベント。50以上の市民団体や小中学校、大学などの部活動が参加。ユーチューブに設けた3つのチャンネルを使って、ライブや演劇、ダンス、トークなどさまざまなパフォーマンスの披露などを行う。
当日は約7時間にわたって、さまざまなコンテンツを配信する。阿部裕行多摩市長らが参加し、ウィズコロナ時代の働き方について考えるパネルディスカッション「健幸まちづくりシンポジウムオンライン」のオンデマンド配信のほか、シンガー・ソングライターの眉村ちあきさんによる「オンライン文化祭ライブ」や、ミュージシャン・DE DE MOUSE(デデマウス)さんと、ダンスパフォーマーで振り付け家のホナガヨウコさんによる視聴者参加型企画「オンライン盆踊り2020」などでも盛り上げる。
京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」前のパルテノン大通りで、同日から始まる「多摩センターイルミネーション」については、今年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から点灯式などのイベントは行われないものの、16時30分の点灯開始に合わせて配信を行う予定。
市は「本来、日常に『文化やカルチャーを発揮する場所』があることは市民一人一人や、地域にとっても、かけがえのない重要なこと」とした上で、「新型コロナの影響により、残念ながら学校文化祭や地域イベントなどが次々と中止になっている現状がある」と説明。
2021年に市制50周年を迎えることもあり、「新たなチャレンジとして、誰もが参加でき、楽しめ、オンラインでの発表の場をつくる『みんなでつくる多摩市ONLINE文化祭』の実施を決定した」と明かす。
開催時間は12時~19時。各チャンネルの配信スケジュールは、同イベントのウェブサイトで確認できる。参加無料。