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JR東、来年3月にダイヤ改正 終電繰り上げ、「成田エクスプレス」は八王子発に

八王子発に変わる「成田エクスプレス」

八王子発に変わる「成田エクスプレス」

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 JR東日本八王子支社(八王子市旭町)が12月18日、特急「成田エクスプレス」を八王子発とするなど来年3月に行うダイヤ改正の概要を発表した。

中央快速線などで終電時刻の繰り上げを実施

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 ダイヤ改正は来年3月13日に実施する予定。成田エクスプレスについては、利用状況を受け、高尾~八王子間の運転を取りやめ、八王子~成田空港間で運転することを決定。八王子発は、5時55分、6時27分の2本、八王子着となる列車については、成田空港発が19時48分、20時44分の2本の運転を予定する。

 中央快速線・青梅線は、立川駅ホームの混雑緩和や同駅始発列車の着席サービス向上を図るため平日夕方の直通運転を見直し。東京駅を17時24分に発車する下り列車について、終点を青梅から立川に変更。18時18分同駅発の青梅行きへとつなぐ形に変えるほか、18時51分東京発の列車についても同様の見直しを行う。上りについても、17時51分、19時8分青梅発の列車について、行き先を東京から立川に変更する。

 八高線は、17時5分八王子発箱根ケ崎行きの1往復を増発。これを受け、20時46分高麗川発八王子行きの運転を取りやめる。中央本線では、特急「あずさ」「かいじ」から普通列車への乗り換え時間の短縮などの施策を行う予定。

 10月に保守作業時間の拡大を目的として、終電時刻などを繰り上げると発表していたJR東日本。今回、終電時刻周辺のダイヤを明らかにした。中央線快速については、東京発高尾行の下り列車について、最終電車の出発時刻を現行の0時15分から30分繰り上げ、23時45分に変更。大月行きは現行の23時30分から23時14分に繰り上げる。これを受け、八王子駅を1時台に出発する下り列車はなくなることになった。東京行きについては、23時20分高尾発が最終となった。八王子駅の最終電車は現在、0時37分発武蔵小金井行きだが、これは0時19分発に繰り上がる。

 横浜線は、八王子発東神奈川行きが現行の23時41分発から、23時38分発に3分繰り上げ。橋本行きは、0時11分発が最終となる。町田行きは、現行の0時14分発から23時59分発に繰り上がる。八高線の終電時刻は、ほぼ現行通りとなった。

 そのほか、大みそかから元旦にかけて計画していた終夜運転について、「新型コロナウイルス感染症拡大のため国・自治体から要請を受けたことを踏まえ、あわせて昨今の感染拡大の状況に鑑み」たとして、計画を取りやめることも明らかにしている。

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