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八王子で月1「巻き寿司やさん」 バレンタインデーに合わせイチゴの巻きずし登場

「バレンタインの巻」として販売された巻きずし

「バレンタインの巻」として販売された巻きずし

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 西八王子にある「おそうざい・おべんとう ユタカ」(八王子市追分町)の店舗を間借りして2月14日、1日限定の「巻き寿司やさん」がオープンした。

2月14日に「バレンタインの巻」として開催

 「巻き寿司やさん」は、「巻き寿司作家」をうたい、JSIA寿司インストラクター協会(新宿区)が認定する「飾り巻き寿司1級インストラクター」などとして活動する、やはためいこさんが、本業の傍ら今年から月1回出店しているもの。1月31日以来、今回が2回目となる。

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 前回は20人を超える客が来店。やはたさんは「初めてのことで召し上がっていただいた方の感想を聞くまでかなり緊張したが、『とてもおいしかった』『美しくてテンション上がった』との声を多く頂き、SNSにもたくさんの方が投稿してくださった」と振り返る。

 今回は「バレンタインの巻」として開催。ハートから赤を連想したというイチゴを使ったものや、ロールケーキ風の巻きずしなどを販売すると事前に呼び掛け、予約注文の受け付けを始めたところ、すぐさま完売してしまったという。

 「食べもの付き情報誌」として知られる「東北食べる通信」を読み、生産者の存在や食品ロスの問題などに気付いたというやはたさん。「『東北食べる通信』は東北の食材を扱っている。私は八王子在住で、自分の地元はどんな方が生産されていて、どんな食材があるのだろうと疑問に思った」と話す。

 地元食材を調べる中で、江戸東京野菜の高倉ダイコンや、江戸東京野菜を通じた活動を進めている「多摩・八王子江戸東京野菜研究会」を知ったという。「いてもたってもいられず、門戸をたたき、生産者さんを紹介していただいたり、伝統野菜について勉強したりという日々を送った」とやはたさん。同会で試食づくりを手掛ける中で、巻きずしと出合ったと明かす。

 「どうしたらより記憶に残り、食材を見つめてもらえるか、より楽しくおいしく食べられるかを模索するようになった。たどり着いたのが巻きずしだった。生産者が汗水流して日々大切に育ててきた作物たちを巻きずしにして、生産者のこと、作物のこと、地域のことを一人でも多くの方にお伝えしていこうと決めた」とも。

 その後、巻きずしの普及を図るため、あじかん(広島県広島市)が手掛ける「巻寿司大使」などの活動をする中で、活動拠点の場を求めたことが、出店のきっかけになった。1月末に1回目の店を開いたことについて、やはたさんは「節分があることに気がつき、巻きずしを普及させるには一番効果的だし、巻きずしの魅力を知っていただこうと急きょ、販売することにした」と話す。

 次回は3月14日に「ホワイトデーの巻」として店を構える予定。「バレンタインと同じスタイルにし、色合いはシックにしようと考えている」とやはたさん。

 「今後、いろんなテーマで『巻き寿司やさん』をやっていきたい。大根の葉や皮、ミカンの皮、お茶がらなど捨てられる食材のみを使った回、家庭に残りがちな乾物や缶詰を使った回、八王子産だけの作物を使った回など巻きたいテーマはたくさんある。巻きずしを通して、生産者や作物を知り召し上がっていただくだけでなく、皆さんと一緒にいろんなことを考え、一緒に巻き上げていく『巻き寿司やさん』に成長していきたい」と意気込む。

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