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八王子で「ショートフィルム映画祭」 10作品がノミネート、観客募集も

廣田耕平監督の「ラの♯に恋をして」のワンシーン

廣田耕平監督の「ラの♯に恋をして」のワンシーン

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 新人映画監督の作品を紹介する「八王子Short Film映画祭」が12月5日、八王子・御殿山の結婚式場「八王子日本閣」(八王子市鑓水)で開催される。同祭実行委員会では現在、観覧の事前申し込みを受け付けている。

「八王子Short Film映画祭」のチラシ

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 新人映画監督の発掘とともに八王子のまちおこしを目指して、2013(平成25)年から毎冬行われている同祭。一般部門と学生部門の2部門から成る。今年は、一般部門=6作品、学生部門=4作品がノミネートした。

 八王子を舞台とした上で、「出会い」「愛」「結婚」をテーマとした作品のプロットを事前に募集。採用者には製作資金を一部補助した上で、作品を仕上げてもらう形式を取っている。映画「カメラを止めるな!」で大きな話題を呼んだ、上田慎一郎監督も2015(平成27)年に同祭に短編映画「テイク8」を出展しグランプリを受賞している。

 今年の一般部門には、監督・脚本を中心に活動する木島悠翔さんの「LIFE IS STAIRS」、小説家・脚本家として活動する舟崎泉美さんの「ユメコイ」、武蔵野美術大学在学中の三好太朗さんによる「Candle Night Wedding」、役者や映像作家として活動する篠原トオルさんの「たまごやき」、フリーの映像ディレクターの廣田耕平さんによる「ラの♯に恋をして」、学生時代から映像制作に取り組む鈴江誉志さんの「リスケ」がノミネートした。

 今年の作品について、映画祭担当者は「一般部門に関してはしっとりとしたドラマ系の作品が多いという印象。例年と比べて若い監督も多いこともあるのか、ファンタジーや同性愛などこれまでとは違う新しい切り口で表現されている作品が多く楽しめると思う」と話す。製作に当たってクラウドファンディングを活用した作品もあり、「クラウドファンディングは最近の映画制作のトレンド。映画祭からの助成金で賄えない部分を補ったり、制作段階から周囲の方々を巻き込むことによってPR効果があったりとメリットが多い。来年からは映画祭でもクラウドファンディングを行う予定」とも。

 学生部門は武蔵野美術大学の首藤寛陽さんによる「いちについて」、東洋大学の若山雛さんの「追憶」のほか、日本工学院八王子専門学校から中山健太郎さんの「ビー玉」、黒田永遠さんの「ラブポーション」のそれぞれがノミネートした。同担当者は「アニメやコメディーなど学生ならではの独特の発想の作品がエントリーしている。一般部門とはまた違った趣向で楽しめるのでは」と話す。

 上映後、観客はアプリを使って投票し、結果をまとめて観客賞を決める。「一般部門・学生部門ともに行うのでぜひお気に入りの作品を見つけて投票してくれたら」と同担当者。当日は同祭のユーチューブチャンネルで配信も行う。「上映中に視聴者が自由にコメントができるのがオンラインの面白いところ。会場の休憩中に役者や監督を連れてきて、視聴者からの質問コメントに答えてコミュニケーションを取ることも考えている」と話す。

 「今年も八王子を舞台に新進気鋭の監督たちがすてきな作品を作ってくれた。皆さまの知っているあんな場所やこんな場所が登場することも多く、そういった視点からも楽しめると思う。当日はぜひ一緒に映画を楽しみめたら」と呼び掛ける。

 13時開演。観覧申し込みは同祭ホームページで受け付ける(新型コロナウイルス感染状況により人数制限を行う可能性あり)。入場無料。

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