暮らす・働く

広域八王子圏のJR・私鉄・バスが年末年始対応 大みそかは2年ぶり終夜運転

中央線では2年ぶりに終夜運転を実施

中央線では2年ぶりに終夜運転を実施

  • 3

  • List
  •  

 広域八王子圏における年末年始のJR・私鉄・バス各社の対応についてまとめた。

京王は大みそかに5000系車両を使って「京王ライナー迎春号」を運行

[広告]

 JRは12月30日~1月3日、休日ダイヤで運行する。大みそかは中央線・三鷹~高尾間で終夜運転を行う。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い終夜運転を見送ったため、2年ぶりの実施となる。

 0時30分~4時30分の間、約20分~60分間隔で走らせる。一部列車は新宿発着となるが、休日運転のため高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪の各駅には停車しない。青梅線では御嶽駅が最寄りの武蔵御嶽神社や河辺駅が最寄りとなる塩船観音寺への初詣や初日の出鑑賞に合わせた立川駅始発の臨時快速電車「武蔵御嶽神社初日の出号」を運転する。

 京王線も同30日~1月3日、土曜・休日ダイヤで運行。大みそかは、京王線の新宿~高尾山口間と新線新宿~笹塚間で終夜運転を行う。運転間隔はそれぞれ約60分。京王線の北野~京王八王子間や井の頭線、相模原線、競馬場線、動物園線では終夜運転は行わない。

 新宿発高尾山口行きの臨時座席指定列車「京王ライナー迎春号」も4本運行する。新宿駅の発車時刻はそれぞれ1時、2時、2時50分、4時5分。新宿、明大前の各駅は乗車専用となり、以降、府中、分倍河原、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、北野、めじろ台、高尾の順に停車する。運賃のほか、座席指定料金410円が必要。座席指定券は「京王チケットレスサービス」のほか、券売機で販売する。

 高尾山内を走るケーブルカーについて、高尾登山電鉄(八王子市高尾町)は同31日から1月1日にかけて終夜運転を行う。15分間隔、混雑時は10分間隔で運転する。高尾山内で運行しているリフトについては、1日5時に営業を始める。

 高尾山については、東京都が「例年、山頂では、初日の出を見るために多くの方が集まり、集団で飲酒をするなどの状況が見られる」として、31日17時~1日7時まで、高尾山山頂の大見晴園地の立ち入りを規制することを発表している。登山道のうち1号路は高尾山薬王院(高尾町)までは通行可能。閉鎖期間中は、稲荷山コースから山頂へ登ることはできないほか、琵琶滝分岐から自然研究路6号路経由で山頂に登ることもできないという。

 西東京バス(八王子市明神町3)は同30日~1月3日、路線バスを休日ダイヤで運行する。このうち、市内を回る地域循環バス「はちバス」は平常ダイヤとなる。京王バスも30日~1月3日の間、日曜・祝日ダイヤを適用する。

 多摩都市モノレールは同30日~1月3日、土曜・休日ダイヤで運行するほか、大みそかは0時~5時の間、20分~45分間隔で運転する終夜営業を行う。

八王子経済新聞VOTE

「八経」こと八王子経済新聞に期待する記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース