話題の映画を続けて上映-「あきる野映画祭」開始から四半世紀

今年の「あきる野映画祭」のポスター

今年の「あきる野映画祭」のポスター

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 秋川キララホール(あきる野市秋川1)で7月23日から、洋邦問わずさまざまな映画をまとめて上映する「あきる野映画祭」が開催される。

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 同イベントは1985(昭和60)年、当時の五日市町まで始まった「五日市映画祭」がルーツ。当時は近隣に映画館がなく、八王子をはじめとする他の街に行って見るしかなかったため、「映画館のない町に映画文化を!」をスローガンに始められた。1995年、市町村合併後は「あきる野映画祭」と名を変えて現在まで続いている。

 今年で25回目。現在ではワーナー・マイカル・シネマズ日の出(日の出町)など近隣に大型シネコンが誕生し、映画祭も「(当初の)意味合いは薄れてきている」と実行委員会。しかし、今でも地域の交流の場などの役割を果たしているという。

 イベントに先駆けて、7月18日には「映像市」と「五日市ほしぞら劇場」の2つのイベントを開催。中でも「映像市」ではあきる野市にゆかりのある作品などをプロ・アマ問わず募集し、計9本の中から翌年の映画祭で上映する作品を決めた。

 23日からのイベントでは「ガチ☆ボーイ」「感染列島」「パコと魔法の絵本」など、昨年から今年にかけて公開された作品に加え、「ロイドの要心無用」といった1920年代の無声映画など、幅広いジャンルの作品を続けて上映。昨年の「映像市」で選ばれた地元ゆかりの作品も合わせて上映する。ゲストには、今回の上映作品で今年公開された「ヤッターマン」に出演した女優・福田沙紀さんなどが登場し、イベントを盛り上げる。

 1日通しの当日券の料金は、大人=1,500円、中高生=1,200円、小学生=600円。今月26日まで。

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