サンリオピューロランド（多摩市落合）が4月8日、パスポートチケットの価格を変動制に変える。

サンリオピューロランドの「ピューロビレッジ」

　同園を運営するサンリオエンターテイメント（落合）が1月25日、発表した。現在は当日窓口購入分について、平日パスポートが大人＝3,600円、3歳～17歳と高校生の「小人」と65歳以上の「シニア」＝2,500円、休日パスポートが大人＝3,900円、小人・シニア＝2,800円、14時以降の入場で利用できる「アフタヌーンパスポート」が大人＝2,400円、小人・シニア＝2,200円となっている。

　4月8日入館分から日ごとに異なる料金を設定する変動制を導入することにした。変更後は「デイパスポート」と「アフタヌーンパスポート」の2種類となり、デイパスポートが大人＝3,600円～4,900円、小人・シニア＝2,500円～3,800円、アフタヌーンパスポートが大人＝2,400円～3,200円、小人・シニア＝2,200円～2,900円となる。

　年間パスポートについても、現在の大人＝1万5,000円、小人＝1万円から料金を改定。「デジタル版」「カード版」の2種類に変更し、デジタル版が大人＝2万円、小人＝1万円、カード版が大人＝2万2,000円、小人＝1万2,000円にする。

　今回、料金の改定に踏み切ったことについて、同社は「新パレードやITなどの導入によるお客さまの利便向上など施設の価値向上に努めてきた」とした上で、「パスポートチケットの価格変動制を導入することで、来場者数の繁閑差を平準化し、さらなるテーマパーク価値向上に努めていく」と説明する。