セブン-イレブン・ジャパン(千代田区)は現在、東京近郊のセブン-イレブンで八王子ラーメンを使ったキャンペーン「太陽のまち!八王子ラーメン祭り」を展開している。
同社は今年2月、八王子、日野の両市内に展開するセブン-イレブンでレンジ麺「八王子ラーメン」(398円)の販売を開始。八王子ラーメンでまちおこしをしようと市職員や市内の大学生らが結成した「八麺会」が製品開発に参加し、同会が定める「スープの上に油が覆うこと」「濃い口のしょうゆスープであること」「刻んだ玉ネギを使うこと」の3つの定義にこだわった商品を売り出した。
今回のキャンペーンは、同社が新しく開発した「冷たい八王子つけ麺」(398円)と「八王子ラーメン丼」(460円)の販売開始に合わせたもの。両商品と既存の「八王子ラーメン」の3商品を対象に、同社が展開する電子マネー「nanaco」のネットクーポンを配布。各商品でそれぞれ50ポイントを還元する。
「冷たい八王子つけ麺」はとんこつ、鶏ガラ、野菜などを炊き出したスープに魚粉を加えた甘めのしょうゆスープが特長。細切りのチャーシューやメンマなどとともに、八王子ラーメンの定義通り、刻んだ玉ネギをトッピングし食べる。麺は300グラムとコンビニ商品としては多めにした。「八王子ラーメン丼」は八王子ラーメンのスープで炊いたご飯にタマネギを盛りつけ、チャーシュー、メンマ、小松菜、味付けゆで卵など、八王子ラーメンでよく用いられる素材を乗せて、丼物の形で八王子ラーメンを再現した。パッケージにはそれぞれ、「八麺会」のオリジナルキャラクター「はちどん」をあしらった。
今回も「八麺会」が製品開発に参加したほか、八王子市も協力。「『八王子ラーメン』を通して多くの方に『八王子市』を知っていただきたいという考えのもとに開発した」と同社。
対象店舗は八王子をはじめとする多摩地区、中野・杉並・練馬の各区に展開するセブン-イレブン計641店。