「多摩中央公園・多摩センター パークライフショー」が3月2日、多摩中央公園(多摩市落合)とその周辺を会場に行われる。
「多摩中央公園・多摩センター連携協議会」が主催し、2018(平成30)年から開催している同イベント。今回で4回目。2025年の完全供用開始に向け改修工事が進む同公園の「改修基本方針」の下、公園の使い方や過ごし方などのアイデアを試す「プレースメーキング社会実験」に位置付ける。
当日は同公園のほか、京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」前のパルテノン大通りなどを会場に、20を超える企画を用意する。公園内の「自由広場」では、「プレーパーク in 多摩中央公園」や「エコベルを作ろう、エコベルで遊ぼう」などを開催。パルテノン大通りでは、制限時間内に公園内のスポットを巡るイベントで「明治大学おくやまぜみ」による「みんなの公園ミニ・ロゲイニング」などが行われる。
多摩市の複合文化施設・パルテノン多摩(落合)の大階段下では、中学1年生のウクレレプレーヤー「yuzuki」さんによるパフォーマンスの披露や、多摩市のご当地アイドル「des ailes 26(ディゼル)」によるミニライブなどを開催。公園内の「大池前テラス」では、「本の物々交換」「大池カヌー体験」、同公園の改修工事の様子を視察する「パークライフ・ウォーキング」などの企画を行う。
「Noと言わない公園を目指して」をコンセプトにする同イベント。今回は「全ての壁を取り払ってごちゃまぜで楽しむ!(=インクルーシブ)」をテーマにした。同会の事務局がある「TAMAセントラルパークJV」(落合)の広報担当者は「障がいの有無や年代の差も関係なく、どんな人でも楽しめるイベントを目指して、さまざまな企画の実施を予定している」と説明する。
開催時間は10時~17時。一部の催しには参加費がかかる。雨天の場合は3月3日に開催する。