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パルテノン多摩が大規模改修 基本計画決定、2020年4月には全館休館

改修に向け基本計画が決まったパルテノン多摩

改修に向け基本計画が決まったパルテノン多摩

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 多摩市の複合文化施設・パルテノン多摩(多摩市落合)の大規模改修に向けた基本計画が8月23日、発表された。

 1987(昭和62)年に開館した同施設。京王線・小田急線の多摩センター駅から徒歩5分ほどの場所にあり、1400席以上の席数を持つ大ホールのほか、客席数約300の小ホール、リハーサル室や展示室などを用意。地域住民の活動などに使うことができる会議室や和室なども備えており、さまざまなイベントの会場としても親しまれている。

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 既存設備の劣化への対応などを含め、2016年7月から改修工事に向けた検討を進めていた。計画を取りまとめるに当たっては市民参加によるワークショップなども実施。劣化箇所の回復だけでなく、文化芸術の振興や多摩センター地域の活性化などの視点も反映した。

 大ホールについては舞台設備の更新に加え、客席幅を50センチ以上にし、ゆとりある客席にするなど改善を図る。エレベーターや多目的トイレの新設、楽屋と小ホール舞台間を車いすでもアクセスできるようにするなどバリアフリー化も進める。館内に地域子育て支援事業・利用者支援事業を行うスペースを新設するなど新たな機能も加えることにしており、基本計画の段階での総事業費の概算は約80億円。

 計画の発表に合わせ、リニューアルオープンまでのスケジュールについても公表。今年12月に大ホールの使用を中止し、2020年4月から全館休館に入る予定。工事期間を経て、2022年3月にプレオープン、7月のグランドオープンを目指す。プレオープンまで大ホールは3年3カ月、全館は1年11カ月にわたって使用できなくなる見込み。

 同施設周辺では改修と時期を同じくして、近隣の多摩中央公園内に図書館本館を建設するなど公園全体の整備も予定されている。多摩市は「リニューアル後も多摩センター、多摩市のシンボルとして、より市民に愛される施設を目指して、改修工事を進めていく」と説明する。

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