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八王子市と事業構想大学院大が協働し新講座 参加募集始まる

定例研究会が行われる東京たま未来メッセ

定例研究会が行われる東京たま未来メッセ

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 事業構想大学院大学(港区)が現在、八王子市と協働し7月から講座「八王子未来共創プロジェクト研究」を始めるのに合わせ、参加者を募集している。

「八王子未来共創プロジェクト研究」のチラシ

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 八王子市の発展や地域課題解決、社会課題解決に資する新事業創出と人材育成を目的とした今回の講座。主催は八王子市。同大の事業構想修士課程のノウハウを生かす。「八王子をより良くしたい」「自社の経営資源を活用して、八王子の発展や地域課題、社会課題の解決に寄与する新事業を創出したい」「八王子市内で創業したい」などといった人に向けて開く。

 7月16日から2025年3月までの9カ月間にわたって、東京たま未来メッセ(東京都立多摩産業交流センター、八王子市明神町3)や駅ビル「セレオ八王子北館」9階の「八王子市新産業開発・交流センター」(旭町)、事業構想大学院大学東京校(港区)などを会場に対面形式の「定例研究会」を開く。

 参加者は「社会課題と事業構想」「アイデア発想法」「顧客課題と提供価値」「マネタイズの基本と収支計画の考え方」などさまざまなテーマの講義を受けながら新たな事業を企画し、「事業構想計画書」を策定することを目標に据える。

 初宿和夫八王子市長は「本市にかかわる社会人・学生の皆さんが、新事業を創出していく産業人材として『事業構想力』を身に付け、新たな産業やビジネスチャンス、新しい生活様式をもたらすイノベーション人材として活躍されることを期待している」と話す。

 募集人員は13人程度。定員を超える申し込みがあった場合は選考を行う。研究参加費は無料。交通費などの実費は自己負担。参加者には同大事業構想研究所研究員の立場が与えられ、同大の施設などが利用できる。

 募集要項や申込書は同大ウェブサイトからダウンロードできる。申し込みはメールで受け付ける。締め切りは6月17日。選考結果の通知は同28日。

 プロジェクトの開始に先駆け、5月31日に東京たま未来メッセで説明会を開催する。開始は14時。6月5日・10日・13日にはオンライン説明会を行う。参加には事前の申し込みが必要で、同大ウェブサイトで受け付けている。参加無料。

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