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多摩センターで自動運転バスの実証実験 12月の4日間限定で

実験の舞台となる多摩センター駅周辺

実験の舞台となる多摩センター駅周辺

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 京王相模原線・小田急多摩線「多摩センター駅」周辺で12月14日、小型バスを使った自動運転実証運行が始まる。

運行するバスのイメージ

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 自動運転技術を活用した都市づくりとして東京都が進める「令和6年度自動運転サービスの導入推進に向けた走行環境整備に関するプロジェクト」の一環。11月に荻窪駅周辺で行われた社会実験に続くプロジェクトとなる。

 事業主体は東京都で、バスの運行は京王電鉄バス(府中市)が行う。自動運転ワンストップサービスを提供する「A-Drive」(横浜市港北区)が車両を提供する。ティアフォー(名古屋市中村区)のバス「Minibus」を使う。自動運転のレベルは運転手が搭乗する「レベル2」。乗客の定員は13人。最高速度は時速35キロ。

 京王電鉄バスの営業路線である多摩センター駅~京王多摩車庫前間の「多05」系統で運行する。全席事前予約制。乗車希望者は京王電鉄が多摩エリアで展開する「TAMa-GO」のLINE公式アカウントか、「ハイウェイバスドットコム」のウェブサイトで事前に予約する。運賃は予約時にクレジットカードで決済する。現金や交通系ICカード、シルバーパス、定期券などは利用できない。乗車した人にアンケート調査を行う。

 実施期間は、12月14日・15日・21日・22日の4日間。運賃は200円からで、多摩センター駅~京王多摩車庫前間は240円。子どもは半額。運行時間は、土曜=10時30分~17時ごろ、日曜=9時30分~16時30分ごろ。1日7便運行する。運行ダイヤは同プロジェクトの公式ウェブサイトで公開する。

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