エレベーターの操作盤や表示機などの製作を手がける「島田電機製作所」(八王子市大和田3)が12月20日、来年のえとにちなんだ原寸大エレベーターボタンキーホルダーの販売を始める。
1933(昭和8)年創業の同社では、エレベーターホールに設置される到着灯や押しボタンなど、エレベーターの意匠にまつわるさまざまな製品を開発している。
同社では、エレベーター内の操作盤に設置しているボタンを使ったキーホルダーなどオリジナルグッズを販売しており、年末には開ボタンを「開運」とかけ、期間限定商品を毎年展開している。今回は来年のえと「へび」にかけ、「黄蛇」「白蛇」の2種類のキーホルダーを売り出す。
「黄蛇」は乳白色を土台に黄色、「白蛇」は透明な土台の上に白の開ボタンの記号を描いた。同社によると、「黄蛇」は「希望を象徴する明るい未来を照らすヘビ。チャンスをつかむ力を授ける」、「白蛇」は「神聖な力を宿し、運気を一新させるヘビ。再生と反映の象徴」という。
販売に当たっては、同社に近い日枝神社(大和田町4)を参拝。オリジナルのマスコットキャラクター「ボタンちゃん」も出席した。同社広報担当者は「へびは、再生・無限・長寿・繁栄のシンボルとして日本各地で信仰され、挑戦や再出発の守り神とされている。今年のキーホルダーには、そんなヘビの力が宿っている。縁起の良いへびをモチーフに、社員一同が心を込めて手作りした特別なアイテム。夢に向かって挑戦を続ける皆さまの力となるキーホルダーで新しい一年を迎えてほしい」と話す。
価格は1,880円。各色100個を同社ネットショップで販売する。