そごう八王子店(八王子市旭町、TEL 042-624-2511)で6月7日から、地元八王子や多摩地域の店にスポットを当てた物産展「八王子・多摩のうまいもの大会」が開催される。会場は8階の大催会場。
「地元八王子とともに頑張ろう」をテーマに行っている「WE LOVE HACHIOJI」キャンペーンの一環で企画された同展。2009年秋に初めて開催されて以来、八王子市内の店を取り上げる「八王子うまいもの大会」として展開していたが、今回はエリアを多摩地域まで広げた。「開催を重ねる間に周辺地域の取引先より注目を浴び、地産地消、地域活性化の観点から『ぜひ出店させてほしい』との声が多かった」と同店販売促進担当の吉田さん。
初めて参加する14店を含めて、今回は41店が出店。八王子の店をまとめたエリアと多摩地域の各店をまとめたエリアをそれぞれ設ける。初参加の中には2009年春に散田町から京王八王子に移転した老舗洋食店「のがも乃家」(明神町3)も。同展に協力する多摩信用金庫が地域活性化の一環として立ち上げている「東京・多摩おみやげプロジェクト」からの提案を受けて、今年3月ごろから話を進めてきたという。「事前打ち合わせの際、八王子の隠れた名店の紹介を依頼した」と吉田さん。「店側からも牛・豚・鳥と比較し認知の低いカモ料理をこの催事を通じて広く知ってもらいたいとの話があり、出店いただくことになった」。今回は「小ガモ胸肉の生ハム」(1,001円)を販売する予定。
「絆」をテーマに地元のパティシエがオリジナルケーキを作る「スイーツ特集」も展開。「Sweets Factory」(中野町)オーナーシェフの富田さんによる「みんなの輪 バニラシフォンケーキ」(1,001円)や「菓子工房ヴェールの丘」(西片倉2)の石井さんによる「ふんわりプリンシフォン」(1,050円)など、パティシエ8人による趣向を凝らしたケーキも販売する。
地下1階・食品売り場では連動イベントとして、「町田のうまいものめぐり」と題した催事を開催。「日本一醤油」ブランドのしょうゆを製造・販売する岡直三郎商店や、みその井上糀屋など町田市内の各店が参加して地元の味を販売する。
開催時間は10時~20時(最終日のみ16時まで)。今月13日まで。