西八王子駅前周辺で9月7日・8日、「踊れ西八夏まつり」が開催される。主催は地元商店会の「西八商栄会」。

今年のポスター

　毎年夏に開催している同祭。コロナ禍で2020年～2022年は中止したが、昨年復活し、2002（平成14）年の初回から数えて23回目となる。

　踊りを中心に据える同祭は、7日は阿波踊りとエイサー、8日は「YOSAKOIソーラン」を中心に展開する。北口駅前の「駅前会場」と商店街の通り沿いに「西会場」「東会場」の3会場を設ける。会場ごとにさまざまなチームが踊りを披露し、両日共、最後は複数のチームが踊りを披露する「総踊り」で締めくくる。

　創価大学のマーチングバンド部「Pride of SOKA」や東京都立八王子桑志高校和太鼓部による演奏、帝京八王子中学校・高校の生徒によるチアリーディングの披露など地元の学生も参加する。「西会場」「東会場」のそれぞれには地元の飲食店などが出店する模擬店ブースが設けられる。

　ポスターは日本工学院八王子専門学校（八王子市片倉町）デザイン科2年の古川桜さんがデザインを担当した。同会で選考を行った上で採用したという。

　同祭の担当者は「ほかにも秀でた作品はあったが、シンプル、ポップで一際目立っていた。色味やデザインなどが特に斬新で、西八王子のギンナンのきれいなイエローを分かりやすく、目に留まりやすく、遠くから見ても印象深い作品だった」と話す。「みんなで踊って、頭キーン！」というキャッチコピーと合わせて、「ポスターを見た瞬間から、『踊れ西八夏まつり』の楽しさが伝わり、ワクワクするインパクトのある個性豊かな作品だった」とも。

　西東京バスは開催時間中、北口ロータリーにあるバス停を発着する路線バスの乗降について、国道20号（甲州街道）沿いなどに設ける仮設バス停で対応する。バス停の変更時間は両日共16時～20時59分。

　開催時間は16時～20時30分。