八王子で「環境フェスティバル」-市民・企業・団体が環境問題アピール

昨年のイベントの模様

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 八王子駅北口の西放射線通り商店街(ユーロード)で6月5日、環境をテーマに催しやパネル展などを行うイベント「八王子環境フェスティバル」が開催される。

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 国は1991年から6月を「環境月間」に位置付けており、地方自治体でも今月は環境に関するさまざまなイベントが行われる。八王子では環境月間が制定された1991年から同フェスを実施しており、今回で17回目。1998年からは市民、企業、団体など、イベントに参加する人を中心とした同フェス実行委員会が主催している。

 例年4万人ほどが参加する同イベント。「今年は、市民団体や企業など計72団体が出展する」と市環境政策課の吉田さん。テーマは「はちおうじの環境をみる・きく・考える」。環境をテーマとしたパネル展や市民によるフリーマーケットといった催しのほか、中央大学経済学部の学生による「牛乳パックを使ったはがきの作り方」の講習会や木工教室、花苗の配布など、参加するそれぞれの団体が趣向を凝らした企画を用意する。

 目玉の一つがスタンプラリー。ユーロード沿いに点在する9つのブースで環境に関するクイズを出題し、正解することでもらえるスタンプをすべて集めることで景品と交換する。また、通り沿いにある三崎町公園(八王子市三崎町4)、中町公園(中町9)、横山町公園(横山町)をそれぞれ「イベントひろば」「アミューズメントひろば」「みんなのひろば」として、さまざまな催しを開催。楽器の演奏や学生による漫才などでイベントを盛り上げる。

 当日は、市が昨年11月から行っている小型家電から希少金属(レアメタル)を取り出すモデル事業を受け、長崎屋前(中町)の広場で携帯電話やゲーム機、ビデオカメラなどの小型家電の回収も行う。

 開催時間は11時~17時30分。

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