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京王、高尾山口駅前に「体験型ホテル」 旧ホテルをリノベ、来夏の開業目指す

新たに「体験型ホテル」が設けられることとなった高尾山口の駅前

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 京王電鉄は10月13日、京王線・高尾山口駅前に新たなホテルを2021年夏に開業すると発表した。

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 今回のプロジェクトでは、高尾山口駅から徒歩1分の場所にある1990(平成2)年完工の旧ホテルをリノベーションする。高尾山エリアの遊び方・過ごし方・泊まり方を提案する体験型ホテルと位置付け、ホテルの運営に当たっては、「Train Hostel 北斗星」(中央区)、東京大学検見川総合運動場・セミナーハウス(千葉県千葉市)など宿泊施設やイベントの運営事業を手掛けるR.project(千葉県安房郡鋸南町)をパートナーとして迎え入れるという。

 ホテルは5階建てで、延べ床面積は約2200平方メートル。客室数は28。リノベーションのコンセプトについて、同社は高尾山エリアの価値向上へつなげることを挙げており、「ホテル、飲食、アクティビティーの拠点へと再生する」と説明する。

 「高尾山は手軽に登山を楽しむ山として多くの方に親しまれているが、本施設では日帰り登山では味わえない朝、昼、夜、そして、早朝とさまざまな時間・風景・自然を楽しむアクティビティーや食事を提供しながら、 より一層高尾山エリアの魅力を楽しんでいただくことを目指す」とも。

 通常のホテル利用に加え、学生やサークルなどの合宿や研修などの利用も見込んでおり、「都心からアクセス抜群でありながら、大自然を満喫できる新しい合宿として活用できる」と同社。ワーケーションなど新たな働き方の拠点のほか、「さまざまなコミュニティー拠点としても利用できる」とアピールする。

 利用料金など施設の具体的な内容については、決まり次第案内するという。

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